Denodo Platform 8.0 のドキュメントにようこそ

重要

以前のバージョンの Denodo からアップグレードするには、『 Upgrade Guide 』の手順に従ってください。以前のバージョンの Denodo で生成した VQL ステートメントを Denodo 8.0 に直接インポートすることはできません。

注釈

ユーザーマニュアルは 2021年11月05日 に更新されています。最新の変更点については、「 Denodo 8.0 更新プログラム 20210715 の新機能 」を参照してください。

このユーザーマニュアルでは、Denodo のインストールと構成や、すべての管理タスクとユーザータスクの実施に必要な情報について説明します。

ご利用の際は左側の目次を参照してください。また、上段の検索ボックスを利用して、Denodo Community 全体から確認したい項目を検索できます。

はじめに

Denodo を初めて利用する場合は、以下のリソースが役立ちます。

  • 動画『 データ仮想化: 概要 』: データ仮想化と Denodo の機能の概要を説明します。

  • Denodo Express: ほとんどの機能を利用できる、無料版の Denodo Platform です。ご利用中の PC や AWS EC2 インスタンスなどにインストールできます。

  • Denodo Standard の 30 日間無料トライアル: Denodo Platform と Denodo Standard の違いは後述します。

  • テストドライブ: テストドライブを利用すると、クラウド上の Denodo Platform によってデータを仮想化するメリットを迅速かつ容易に確認できます。デモ、教育、評価目的の利用は無料です。インストールする必要はなく、クラウド上で自動構成されます。

  • ナレッジベース: Denodo Platform に関する記事、ハウツーガイド、FAQ を閲覧できます。

  • チュートリアル: Denodo を用いたデータ仮想化プロジェクトの進め方、複数のデータソースから取得したデータを組み合わせる方法、仮想化したデータをサービスとして公開する方法などについて、詳細なチュートリアルを提供しています。

  • Training: the Denodo training courses provide training for data professionals, including administrators, architects, and developers. These courses are specifically designed to help our customers build leading-edge data solutions that address your organization’s data integration and information management needs. There are on-demand and live courses. To sign up for these courses, go to the Training page.

Denodo の概要

データ仮想化 とは、異種のシステムごとにサイロ化したエンタープライズデータのすべてを統合するとともに、統合されたデータを管理することでセキュリティとガバナンスを一元化して、ビジネスユーザーにリアルタイムで提供する論理データレイヤーです。データ仮想化 は、データ統合の現代的なアプローチです。データ仮想化では、データを複製する ETL ソリューションとは異なり、ソースシステムにデータを置いたまま、データ利用者に対して全データの統合されたビューを提示します。詳細については https://www.denodo.com/en/data-virtualization/benefits を参照してください。

Denodo Platform はデータ仮想化の最先端にあります。

各マニュアルでは、以下の製品のインストール方法と使用方法を解説します。

  1. Denodo Platform とその 機能パック

  2. Denodo Standard

  3. Denodo Express

いずれの製品も同じエンジンを使用して構築されますが、2 番目の Denodo Standard と 3 番目の Denodo Express には一部制限があります。詳細については、「 Denodo Platform - 機能パック 」、「 Denodo Standard の制限事項 」、「 Denodo Express の制限事項 」を参照してください。

Modules of the Denodo Platform

Denodo Platform の各モジュール

Denodo Platform の各モジュール

Denodo Platform は、次のモジュールで構成されています。

Virtual DataPort

Denodo Platform のメインモジュールです。これを使用することで開発者は、データベース、SAP サーバー、XML ファイル、JSON ファイル、CSV ファイルなどの複数のソースからのデータを統合する「仮想ビュー」を作成できます。

Virtual DataPort には、こういった仮想ビューにクエリを実行するための方法がいくつか用意されています。

  • JDBC ドライバーおよび ODBC ドライバー

  • SOAP および REST Web サービスの公開

  • OData サービス、GraphQL サービス、および RESTful Web サービス

Data Catalog

ビジネスユーザーを対象として、組織のデータおよびメタデータに対してクエリおよび検索を行えるようにします。

Scheduler

これを使用すると、Denodo Platform の他のモジュールとやり取りするジョブをスケジュールできます。たとえば、特定の時点に Virtual DataPort にクエリを送信してその結果を処理するジョブなどです。

Diagnostic and Monitoring Tool

これは次の 2 つの主要機能を提供します。

  • Virtual DataPort Server の現在の状態を監視

  • Virtual DataPort Server の過去の状態を分析して問題の原因を特定

ITPilot

これを使用すると、半構造化データと非構造化データを Web からクエリして取得する処理が簡単になります。

Solution Manager

これを使用すると、Denodo サーバーの展開を管理しやすくなります。Solution Manager は次の 2 つのコンポーネントで構成されています。

  • License Manager : 管理者が組織の Denodo ライセンスを一元的に管理する場所です。

  • Solution Manager : 開発者および管理者が開発環境から他の環境に変更を昇格させる際に使用する Web ツールです。たとえば、Virtual DataPort の新しいビューやビューへの変更を開発用サーバーからテスト用サーバーに伝達し、そしてその後に運用に伝達する場合などです。

これらのモジュールは次の 2 つのインストーラーで提供されます (つまり、Denodo Support Site から 2 つのパッケージを個別にダウンロードする必要があります)。

  1. Solution Manager のインストーラー。

  2. Denodo Platform、Denodo Standard、Denodo Express のインストーラー。Virtual DataPort、Data Catalog、Scheduler、Diagnostic and Monitoring Tool、および ITPilot が含まれています。

よって、Solution Manager と Denodo Platform で最低 2 回のインストール作業が必要です。評価目的の場合を除き、Solution Manager と各 Denodo Platform はそれぞれ別のコンピュータにインストールします。

インストール

Solution Manager をインストールする方法は、『 Solution Manager インストールガイド 』で説明されています。

Denodo Platform をインストールする方法は、『 Denodo Platform インストールガイド 』で説明されています。

ドキュメント構成

Virtual DataPort

Virtual DataPort のマニュアルは、次の 3 つのドキュメントに分かれています。

  1. Virtual DataPort 管理ガイド

    • データ仮想化の基本概念を示しています。

    • Virtual DataPort Administration Tool を使用して、分散した異種ソースからのデータの統合ビューを作成する方法を説明しています。

    • Virtual DataPort Server を構成して管理する方法を説明しています。

  2. Virtual DataPort 開発者ガイド

    • Denodo JDBC および ODBC ドライバーを使用して Virtual DataPort Server にアクセスし、アプリケーションから Denodo にクエリを実行する方法を説明しています。

    • Virtual DataPort が提供する API を使用して、ストアドプロシージャ、新規ソースに対するラッパー、関数、セキュリティポリシー、フィルタといったカスタムの拡張機能を開発する方法を説明します。

  3. Virtual DataPort VQL ガイド

    • VQL 言語 (Virtual Query Language) の参照マニュアルです。

      VQL は Virtual DataPort が提供する言語です。これを使用すると、ビューのクエリ、Virtual DataPort 内の要素 (データソース、ビュー、Web サービスなど) の管理、および Administration Tool から実行できるほぼすべてのタスクのプログラムによる実行が可能になります。

      VQL には SQL との高い互換性があります。

Data Catalog

Data Catalog を設定して使用する方法は、『 Data Catalog ガイド 』で説明されています。

Diagnostic & Monitoring Tool

Diagnostic & Monitoring Tool ガイド 』では、Diagnostic & Monitoring Tool を使用して、以下のことを行う方法を説明しています。

  1. 1 つまたは複数の Virtual DataPort Server のステータスをリアルタイムに表示する

  2. Virtual DataPort によって生成されたログファイルを処理して過去の問題を診断する

Scheduler

Denodo Scheduler を使用する方法は、『 Scheduler Administration Guide 』で説明されています。

Solution Manager

Solution Manager のマニュアルは、次の 2 つのドキュメントに分かれています。

  1. Solution Manager Installation Guide

  2. Solution Manager Administration Guide

    • このツールを使用して Denodo サーバーのクラスタを管理する方法を説明しています。

    • Denodo サーバーで使用するライセンスをこのツールから管理する方法を説明しています。これにより、ライセンスをサーバーごとに管理する必要がなくなります。

重要

以下に示した Denodo Platform の 2 つのモジュールはサポートが終了しており、次のメジャーバージョンの Denodo Platform で廃止される予定です。

非推奨機能のリストは、「 Denodo Platform 8.0 で非推奨となった機能 」を参照してください。