イングレス¶
values.yaml
の presto.ingress
セクションでは、Denodo 組み込み MPP を Denodo サーバーに公開するためのイングレスを構成します。
イングレスは通常、サービスタイプ``presto.service.type`` のプロパティとして、ClusterIP と組み合わせて使用します。イングレスは、組み込み MPP の専用ロードバランサーを作成する代わりに使用できます。
イングレスを機能させるには、Kubernetes クラスタで、 NGINX Ingress Controller 、 Traefik などの イングレスコントローラー が動作している必要があります。
デフォルトでは、SSL/TLS はイングレスコントローラーで終端されます。イングレスコントローラーは、SSL/TLS コネクションを受け入れて、HTTP ポートで SSL/TLS を使用しないで Denodo 組み込み MPP サービスに転送します。
presto:
service:
type: ClusterIP
ingress:
enabled: true
name: presto-ingress
annotations: {}
className: ""
host: "denodompp.acme.com"
path: /
pathType: ImplementationSpecific
tls:
enabled: true
secretName: ""
create: true
certFile: "ingress.cert"
keyFile: "ingress.key"
host: Denodo 組み込み MPP のホスト名。
classname: 使用するイングレスクラス。デフォルトのイングレスクラスを使用する場合、このパラメータを省略できます。
tls:
enabled: イングレスへの外部トラフィックを保護するかどうか。デフォルトで有効です。認証局 (CA) またはプライベート証明機関から発行された、または自己署名の、公開証明書
certFile
および関連する秘密キーkeyFile
が必要です。secretName: 公開証明書と秘密キーを含む既存のシークレットの名前。以下を実行して Kubernetes シークレットを作成する必要があります。
kubectl create secret tls denodo-mpp-ingress-tls \ --key ingress.key \ --cert ingress.crt **or alternatively**
create: true の場合、公開証明書と秘密キーを含むシークレットが作成されます。この場合、
certFile
とkeyFile
に ファイル名 を設定し、シークレットを作成するためにそれらのファイルをpresto
ディレクトリに配置する必要があります。