組み込み MPP 8.0.20240505 の新機能¶
ここでは、Denodo 組み込み MPP 8.0.20240506 の主な拡張機能について説明します。
Presto
Presto のバージョンが 0.286 にアップグレードされます。
このバージョンの Presto には次の各拡張機能が追加されています。
UPDATE SQL がサポートされています。
Iceberg テーブルの登録と登録解除の手順が追加されています。
AWS Glue メタストアを使用して Iceberg テーブルを作成できます。
Iceberg ビューを使用できます。
Iceberg コネクターで v2 行レベルの削除を読み取ることができます。
AS OF 構文を使用して Iceberg テーブルでタイムトラベルを使用できます。
自己署名証明書が更新されました。テストで自己署名証明書を使用する場合は、この新しい証明書を必ず Denodo サーバーのトラストストアにインポートします。
この新バージョンにアップグレードする方法¶
組み込み PostgreSQL のバックアップまたは組み込み Hive メタストアの外部データベースを作成します。
組み込み PostgreSQL を使用している場合、このバックアップは必須です。PostgreSQL の新しいメジャーバージョンへのアップグレードでは下位互換性が維持されないからです。
アップグレードの前に手動ダンプを作成し、Denodo 組み込み MPP に新しいテーブルを作成する前にそれを復元する必要があります。
kubectl exec <PostgreSQL Pod> -- bash -c "PGPASSWORD=hive pg_dump -c -U hive -h localhost metastore" > database.sql
cat database.sql | kubectl exec -i <PostgreSQL Pod> -- bash -c "PGPASSWORD=hive psql -U hive -h localhost -d metastore"
手動ダンプが完了したら、 values.yaml
で postgresql.version15BackupWarning
を false に設定したうえで、Denodo 組み込み MPP のインストールアップグレードを続行します。