Denodo Platform のモジュールで使用される既定のポート¶
以下の表は、Denodo Platform の各モジュールが接続のために利用する TCP/IP ポートを示しています。
以下に示しているものは、既定のポート番号です。これらの番号は、インストールプロセス中に変更することも、後で各モジュールの管理ツールで変更することもできます。
サーバー |
既定のポート |
---|---|
Virtual DataPort および ITPilot Wrapper Server |
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サーバーポート (Virtual DataPort Administration Tool および JDBC クライアント用) |
9999 |
ODBC ポート |
9996 |
JMX (監視) ポート |
9997 (メインポート) および 9995 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
9998 |
ITPilot Browser Pool |
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サーバーポート |
6001 および 6003 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
6002 |
Microsoft Internet Explorer ブラウザーの初期ポート |
6100 Browser Pool はこのポートをリッスンして、開いている最初のブラウザーと通信します。追加のブラウザーが要求された場合は、連続する昇順のポート番号が使用されます。 たとえば、Browser Pool のサイズが 30 に設定されている場合、Browser Pool は 6001 から 6030 のポート範囲でリッスンします。 |
ITPilot Verification Server |
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サーバーポート |
7001 および 7003 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
7002 |
ITPilot PDF Conversion Server |
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サーバーポート |
8448 |
Scheduler Server |
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サーバーポート |
8000 および 7998 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
7999 |
Scheduler Index Server |
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サーバーポート |
9000 および 8998 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
8999 |
Denodo Platform Web コンテナー (Scheduler Administration Tool、ITPilot Administration Tool、Virtual DataPort の Web サービス、Data Catalog、および Diagnostic & Monitoring Tool) |
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Web コンテナーポート |
9090 (HTTP 接続用) 9443 (HTTPS 接続用) |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
9099 |
JMX ポート (監視ツール用) |
9098 および 9097 |
一部の Denodo サーバーでは、接続のリッスンに 2 つのポートが使用されます。両方のポートが必要で、サーバーがファイアウォールの背後にある場合は、両方のポートをファイアウォールで開いてクライアントアプリケーションから両方のポートに正常に接続できるようにする必要があります。
Denodo がファイアウォールの背後で実行されている場合は、そのファイアウォールで以下のポートを開きます。
9999 : JDBC クライアントおよび Virtual DataPort の管理ツールから接続できるようにするために開きます。開発者は、管理ツールではなく Design Studio を使用して Denodo でビューを作成できます。その場合、アクセスする必要があるポートは 9090 と 9443 の一方または両方だけで、9999 にアクセスする必要はありません。
9996 : Virtual DataPort の ODBC クライアントから接続できるようにするために開きます。
9997 および 9995 : Virtual DataPort の監視インターフェイス (JMX) に接続できるようにするために開きます。これは、Solution Manager の Diagnostic & Monitoring Tool が接続できるようにするために必要です。また、Oracle Java Mission Control や JVisualVM などの JMX クライアントでも必要です。
9090 : クライアントアプリケーションまたはブラウザーから Web アプリケーションおよび Web サービスへの HTTP 接続を可能にするために開きます。
9443 : クライアントアプリケーションまたはブラウザーから Web アプリケーションおよび Web サービスへの HTTPS 接続を可能にするために開きます。HTTPS は既定で無効になっていますが、これを有効にして、HTTP の代わりに使用することを強くお勧めします。
その他のポートは、ローカルでアクセスされるため、ファイアウォールで開く必要はありません。たとえば、Scheduler Administration Tool は Scheduler Server に接続しますが、これらの管理ツールとサーバーは同じマシン上で実行されるため、ファイアウォールによってこれらの間のネットワークトラフィックが遮断されることはありません。