高 DPI ディスプレイでの Denodo スタンドアロンアプリケーションの起動¶
高 DPI ディスプレイを設定してモニターを使用すると、Windows では、Denodo Control Center、Virtual DataPort Administration Tool、および ITPilot Wrapper Generation Tool が非常に小さいフォントで表示されます。この問題を回避するには、以下の手順に従います。
この問題が生じているホストで、エクスプローラーを開き、<DENODO_HOME>/jre/bin フォルダに移動します。
このフォルダで、「javaw.exe」を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[互換性] タブをクリックします。
[高い DPI スケールの動作を上書きします。] を選択し、[拡大縮小の実行元] で [システム] を選択します。
「java.exe」に対して手順 2 ~ 4 を繰り返します。
これで問題が修正されるはずです。
前述の手順でうまくいかない場合は、以下を試してください。
Windows が外部マニフェストファイルを検索するように Windows レジストリを変更します。
外部マニフェストファイルを作成します。
これは、前述のツールを Windows で実行する場合にのみ行う必要があります。
これを行うには、以下の手順に従います。
Windows ロゴキー + R キーを押して、「
regedit
」と入力し、[OK] をクリックします。以下のレジストリキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > Microsoft > Windows > CurrentVersion > SideBySide
キーのツリーで
SideBySide
エントリを選択した後、ウィンドウの右側を右クリックして、[新規] > [DWORD (32 ビット) 値] をクリックします。「
PreferExternalManifest
」と入力して、Enter キーを押します。PreferExternalManifest
を右クリックして、[修正] をクリックします。[値のデータ] ボックスに「
1
」と入力し、[16 進数] をクリックして、[OK] をクリックします。まれなケースとして、64 ビットの Windows で 32 ビットの Java 仮想マシン (JVM) を使用して Virtual DataPort Administration Tool または ITPilot Wrapper Generation Tool を起動する場合は、次の手順に進みます。
それ以外の場合は手順 12 に進みます。このシナリオに該当するかどうか不明な場合は、手順 12 に進みます。64 ビットの Windows で 32 ビットの JVM を使用することは、まれな構成だからです。
以下のレジストリキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > WOW6432Node > Microsoft > Windows > CurrentVersion
CurrentVersion
を右クリックして、[新規] > [キー] をクリックします。新しいキーの名前は、SideBySide
にします。キーのツリーで新しいエントリ
SideBySide
を選択した後、ウィンドウの右側を右クリックし、[新規] > [DWORD (32 ビット) 値] を選択します。[値のデータ] ボックスに「
1
」と入力し、[16 進数] をクリックして、[OK] をクリックします。レジストリエディターを終了します。
Windows tool “Sigcheck” をダウンロードし、
<DENODO_HOME>\jre\bin
ディレクトリに解凍します。コマンドラインを開いて、以下を実行します。
cd <DENODO_HOME>\jre\bin sigcheck -m java.exe
このファイルの出力は次のようになります。
Verified: Signed Signing date: 11:37 AM 9/14/2017 Publisher: Oracle America, Inc. Company: Oracle Corporation Description: Java(TM) Platform SE binary Product: Java(TM) Platform SE 8 Prod version: 8.0.1520.16 File version: 8.0.1520.16 MachineType: 64-bit Manifest: <assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" manifestVersion="1.0" xmlns:asmv3="urn:schemas-microsoft-com:asm.v3"> ... ... ...
出力の
<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1"
(Manifest:
のすぐ下) から末尾までをコピーします。これを新しいファイルに貼り付けて、
<DENODO_HOME>\jre\bin\java.exe.manifest
という名前で保存します。このファイルの先頭は、<assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1"
である必要があります。
16.Edit this file and replace
<dpiAware>true</dpiAware>これを以下に置き換えます。
<dpiAware>false</dpiAware>
このファイルを保存し、
javaw.exe.manifest
という名前を付けて同じディレクトリにコピーします。つまり、<DENODO_HOME>\jre\bin
ディレクトリに、java.exe.manifest
ファイルとjavaw.exe.manifest
ファイルがどちらも同じ内容で配置されます。
この後、次回 Denodo Control Center、Virtual DataPort Administration Tool、または ITPilot Wrapper Generator Tool を起動すると、これらのツールが適切にスケーリングされるようになります。