USER MANUALS


高 DPI ディスプレイでの Denodo スタンドアロンアプリケーションの起動

高 DPI ディスプレイを設定してモニターを使用すると、Windows では、Denodo Control Center、Virtual DataPort Administration Tool、および ITPilot Wrapper Generation Tool が非常に小さいフォントで表示されます。この問題を回避するには、以下の手順に従います。

  1. この問題が生じているホストで、エクスプローラーを開き、<DENODO_HOME>/jre/bin フォルダに移動します。

  2. このフォルダで、「javaw.exe」を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  3. [互換性] タブをクリックします。

  4. [高い DPI スケールの動作を上書きします。] を選択し、[拡大縮小の実行元] で [システム] を選択します。

  5. 「java.exe」に対して手順 2 ~ 4 を繰り返します。

これで問題が修正されるはずです。


前述の手順でうまくいかない場合は、以下を試してください。

  • Windows が外部マニフェストファイルを検索するように Windows レジストリを変更します。

  • 外部マニフェストファイルを作成します。

これは、前述のツールを Windows で実行する場合にのみ行う必要があります。

これを行うには、以下の手順に従います。

  1. Windows ロゴキー + R キーを押して、「 regedit 」と入力し、[OK] をクリックします。

  2. 以下のレジストリキーに移動します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > Microsoft > Windows > CurrentVersion
    > SideBySide
    
  3. キーのツリーで SideBySide エントリを選択した後、ウィンドウの右側を右クリックして、[新規] > [DWORD (32 ビット) 値] をクリックします。

  4. PreferExternalManifest 」と入力して、Enter キーを押します。

  5. PreferExternalManifest を右クリックして、[修正] をクリックします。

  6. [値のデータ] ボックスに「 1 」と入力し、[16 進数] をクリックして、[OK] をクリックします。

  7. まれなケースとして、64 ビットの Windows で 32 ビットの Java 仮想マシン (JVM) を使用して Virtual DataPort Administration Tool または ITPilot Wrapper Generation Tool を起動する場合は、次の手順に進みます。

    それ以外の場合は手順 12 に進みます。このシナリオに該当するかどうか不明な場合は、手順 12 に進みます。64 ビットの Windows で 32 ビットの JVM を使用することは、まれな構成だからです。

  8. 以下のレジストリキーに移動します。

    HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > WOW6432Node > Microsoft > Windows
    > CurrentVersion
    
  9. CurrentVersion を右クリックして、[新規] > [キー] をクリックします。新しいキーの名前は、 SideBySide にします。

  10. キーのツリーで新しいエントリ SideBySide を選択した後、ウィンドウの右側を右クリックし、[新規] > [DWORD (32 ビット) 値] を選択します。

  11. [値のデータ] ボックスに「 1 」と入力し、[16 進数] をクリックして、[OK] をクリックします。

  12. レジストリエディターを終了します。

  13. Windows tool “Sigcheck” をダウンロードし、 <DENODO_HOME>\jre\bin ディレクトリに解凍します。

  14. コマンドラインを開いて、以下を実行します。

    cd <DENODO_HOME>\jre\bin
    sigcheck -m java.exe
    
  15. このファイルの出力は次のようになります。

出力の <assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" ( Manifest: のすぐ下) から末尾までをコピーします。

これを新しいファイルに貼り付けて、 <DENODO_HOME>\jre\bin\java.exe.manifest という名前で保存します。このファイルの先頭は、 <assembly xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1" である必要があります。

16.Edit this file and replace

<dpiAware>true</dpiAware>

これを以下に置き換えます。

<dpiAware>false</dpiAware>
  1. このファイルを保存し、 javaw.exe.manifest という名前を付けて同じディレクトリにコピーします。つまり、 <DENODO_HOME>\jre\bin ディレクトリに、java.exe.manifest ファイルと javaw.exe.manifest ファイルがどちらも同じ内容で配置されます。

この後、次回 Denodo Control Center、Virtual DataPort Administration Tool、または ITPilot Wrapper Generator Tool を起動すると、これらのツールが適切にスケーリングされるようになります。

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