コマンドラインからの JVM パラメータの構成¶
GUI に対応しているホストでは、Denodo Control Center を使用して、各 Denodo サーバーの起動に使用する Java 仮想マシン (JVM) のパラメータを変更できます (「 Denodo Platform の構成 」を参照してください)。一方、「ヘッドレス」環境 (つまり GUI に対応していない環境) ではこれを行うことはできません。
GUI に対応していないホストでこれらのパラメータを変更するには、以下の手順に従います。
以下の表の「 構成ファイル 」の列に示されている各ファイルの
java.env.DENODO_OPTS_START
プロパティには、各サーバーの起動時に Java Runtime Environment (JRE) に渡されるパラメータが含まれています。注釈
文字
:
は、文字\
でエスケープする必要があります (たとえば、-XX\:NewRatio\=4
)。
コンポーネント |
構成ファイル |
---|---|
Virtual DataPort Server ITPilot Wrapper Server |
<DENODO_HOME>/conf/vdp/VDBConfiguration.properties |
ITPilot Browser Pool |
<DENODO_HOME>/conf/iebrowser/IEBrowserConfiguration.properties |
ITPilot Verification Server |
<DENODO_HOME>/conf/maintenance/ConfigurationParameters.properties |
Scheduler Server |
<DENODO_HOME>/conf/scheduler/ConfigurationParameters.properties |
Scheduler Index Server |
<DENODO_HOME>/conf/arn-index/ConfigurationParameters.properties |
Web コンテナー |
<DENODO_HOME>/resources/apache-tomcat/conf/tomcat.properties |
以下のコンポーネントのいずれかが接続を行うホスト名を変更するには、「 構成ファイル 」の列に示されているファイルを編集して「 修正するプロパティ 」に示されているプロパティに変更を加えます。
たとえば、Virtual DataPort Server の場合、
<DENODO_HOME>/conf/vdp/VDBConfiguration.properties
を編集して、com.denodo.vdb.vdbinterface.server.VDBManagerImpl.registryURL
の値をdenodo-dv1-prod.contoso.com
に変更します。
コンポーネント |
構成ファイル |
修正するプロパティ |
---|---|---|
Virtual DataPort Server ITPilot Wrapper Server |
<DENODO_HOME>/conf/vdp/VDBConfiguration.properties |
com.denodo.vdb.vdbinterface.server.VDBManagerImpl.registryURL |
Scheduler Server |
<DENODO_HOME>/conf/scheduler/ConfigurationParameters.properties |
Launcher/registryURL |
スクリプト
<DENODO_HOME>/bin/regenerateFiles.sh
を実行します。このスクリプトによって、各コンポーネントを起動するスクリプトが再生成されます。
次回、いずれかの Denodo サーバーを起動すると、それらのサーバーは新しいパラメータを使用して実行されます。
RMI ホストまたは JVM プロパティを変更する場合は、スクリプト regenerateFiles.sh
の実行のみが必要です。