VCS クライアントの構成

Virtual DataPort は、バージョン管理システム (VCS) を使用して、Virtual DataPort Server のメタデータ (データソース、ビューなど) を保存できます。これにより、ユーザーは、Administration Tool から、データベースとその要素のチェックアウト/更新、およびチェックイン/コミットといったバージョン管理に伴う主なタスクを実行できます。

以下のバージョン管理システムがサポートされています。

Virtual DataPort の VCS サポートを使用する方法については、『Virtual DataPort Administration Guide』の「 Version Control Systems Integration 」を参照してください。

VCS 統合を使用するための Subversion クライアントの構成

Subversion を使用して Virtual DataPort メタデータを保存するには、Subversion サーバー (サポートされているバージョンは 1.7 以降) を設定する必要があります。さらに、Virtual DataPort Server が動作するホストで、以下の手順に従います。

  1. Subversion クライアントをインストールします。クライアントのバージョンは 1.7 以降である必要があります。お勧めするクライアントは、 Apache Subversion です。

  2. svn 実行可能ファイルを配置するディレクトリを PATH 環境変数に追加します。Apache Subversion の場合は bin ディレクトリです。

  3. Virtual DataPort Server が Windows 上で動作する場合、「Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package」をダウンロードします。これを行うには、以下の手順に従います。

    1. Microsoft Visual C++ 2010 Redistributable Package をダウンロードするページを開きます。

    2. vcredist_x64.exe ファイルを実行して、指示に従います。

  4. Subversion クライアントの “global ignores” リストに以下のどのパターンも含まれて いない ことを確認します。

    • d*.a, *.o, (一般には *.<character>)

    • d*.vql

    • *.properties

    • *.dependencies

    Apache Subversion を使用する場合、以下の構成ファイルで global-ignores プロパティの値を変更する必要があります。

    • Windows : %APPDATA%\Subversion\config

    • Linux : ~/.subversion/config または /etc/subversion/config

Subversion クライアントの既定の構成では、Subversion の動作で無視するファイルとディレクトリの名前パターンが多数含まれています。たとえば、Apache Subversion 1.7.5 では、既定で、以下のいずれかのパターンに一致するファイルは無視されます。

global-ignores = *.o *.lo *.la *.al .libs *.so *.so.[0-9]* *.a
*.pyc *.pyo *.rej *~ #*# .#* .*.swp .DS_Store

このリストに *.o*.a が含まれていることに注意してください。これは、リポジトリにエクスポートするときや VCS 操作を実行するときに、Virtual DataPort がフォルダーをファイルシステム内の物理的な場所にマッピングする方法に起因する問題です。

たとえば、a という名前のフォルダーの物理的位置は <some>/<path>/folder.a です。 *.a に一致するすべてのファイルとディレクトリは既定で Subversion によって無視されるので、このような Virtual DataPort フォルダーに関係する VCS 操作は失敗します。

global-ignores リストに前述のどのパターンも含まれないことを確認します。なぜなら、それらのパターンは、VCS 操作に関係するファイルの種類に対応しているからです。

注釈

「CollabNet Subversion Edge」など、一部の Subversion サーバーでは、ファイルシステムで予約されている \/:*? などの文字が名前に使用されているファイルを処理できません。したがって、Subversion サーバーにデータベースを保存する場合は、データベースやその要素の名前にこれらの文字を使用しないことを強くお勧めします。

Subversion と連携するための Denodo Platform の構成

Windows に Denodo Platform をインストールした場合、このセクションは無視してください。

Linux に Denodo Platform をインストールした場合に、Subversion を使用して Virtual DataPort メタデータを保存するときは、以下の手順に従います。

  1. Virtual DataPort Administration Tool を起動して、管理者ユーザー (たとえば既定の admin ユーザー) としてログインします。

  2. 『Virtual DataPort Administration Guide』の「 Enabling Uniqueness Detection 」で説明されている手順を実行します。

  3. http プロトコルまたは https プロトコルを使用して Subversion に接続する場合、「 LS 最適化の有効化 」で説明されている手順を実行します。

Microsoft TFS と連携するための Denodo Platform の構成

Microsoft Team Foundation Server (TFS) を使用して Virtual DataPort メタデータを保存するには、Microsoft Team Foundation Server (TFS) を設定する必要があります。サポートされているバージョンは、2010 以降です。

Denodo Platform には、TFS サーバーに接続するために必要なライブラリが付属しています。

TFS 管理者は、チームプロジェクトを Virtual DataPort メタデータとそのさまざまな開発ブランチ (存在する場合) と一緒に保存するコレクションを作成および管理する作業を担当します。Virtual DataPort メタデータを使用するプロジェクトごとに少なくとも 1 つのブランチを作成することをお勧めします (この MSDN の記事 を参照)。

以下に、推奨するリポジトリ構造を示します (斜体で示されているノードは TFS 管理者が管理し、それ以外のノードは Virtual DataPort が管理します)。

  • TFS サーバー

    • DefaultCollection

    • コレクション 1

    • コレクション 2

    • ...

    • VDP コレクション 1

      • チームプロジェクト 1

      • チームプロジェクト 2

      • ...

      • チームプロジェクト n

        • ブランチ-1

        • ブランチ-2

        • ...

        • ブランチ-n

        • メイン

          • データベース

            • マイデータベース 1

            • マイデータベース 2

            • ...

            • マイデータベース n

              • ...

          • 拡張機能

          • 環境

          • マップ

各 TFS コレクションは異なるデータベースによってバックアップされるので、他とは別に個別に管理する必要があります。

各 TFS プロジェクトには、開発ブランチごとに複数の Virtual DataPort データベースを含めることができますが、環境とグローバル要素は共有されます。したがって、各 TFS プロジェクトには、1 つのアプリケーションのみに関連する Virtual DataPort メタデータを保存することをお勧めします。