グラフィックインストールウィザードの使用¶
このセクションでは、Denodo Platform のグラフィックインストーラーの使用方法を説明します。
グラフィック環境を備えていないホストに Denodo Platform をインストールする場合は、次のセクション (「 コマンドラインインストーラーの使用 」) に進んでください。
自動インストールを実行する場合は、「 Denodo Platform の自動インストール 」を参照してください。
重要
Denodo Platform のモジュールは、たとえ現状ではすべてを使用する予定がない場合でも、すべてをインストールしておくことを推奨します。インストーラーで既存のインストール環境に後からモジュールを追加することはできないからです。将来、未インストールのモジュールが必要になった場合、Denodo Platform を再度インストールして構成する必要が生じます。
インストーラーをダウンロードしたら、展開して、次の手順により起動します。
Windows の場合 、ディレクトリ
denodo-install-8.0
に移動して、install.exe
を右クリックし、[管理者として実行] を選択します。Windows のユーザーアカウント制御を有効にしている場合、下図のようなダイアログが表示され、管理者ユーザーの資格情報を入力する必要があります。
Linux の場合 、以下を実行します。
cd denodo-install-8.0 chmod +x install.sh ./install.sh
ウィザードに従ってインストール手順を進めます。
[Next] をクリックして手順 1 に進みます。
手順 1
製品のライセンス条件が表示されます。条件をよく読み、同意する場合は [I accept the terms of this license] を選択して [Next] をクリックします。
手順 2
インストールモードを選択します。
[Default Installation] : ほとんどのユーザーに推奨されるモードです。インストールするモジュールを選択することができ、モジュールはデフォルトの構成値でインストールされます。
デフォルトのインストールの場合、Denodo サーバーはデフォルトのポートで着信接続をリッスンします。ポート一覧については、付録「 Denodo Platform のモジュールで使用されるデフォルトのポート 」を参照してください。
[Custom Installation] : 上級ユーザーに推奨されるモードです。Denodo Platform サーバーが着信接続をリッスンするポートなど、いくつかの構成パラメータの値を設定できます。
Denodo Platform をインストールするパスを [Installation path] に入力します。
重要
インストールパスに空白文字を含めることは できません (例 :
C:\Denodo\Denodo Platform 8.0
は無効です)。空白が含まれていると、一部の並列処理データベースへの接続に失敗する場合があります。Denodo Platform は、インストール先ディレクトリにデータを書き込むため、Denodo サーバーを起動するユーザーアカウントは、このディレクトリへの書き込み権限を持っている必要があります。
Windows にインストールする場合、インストールパスに「ジャンクションポイント」を含めることはできません (「 Junction Points - Microsoft Developer Network 」)。
注釈
Denodo Express をインストールする場合、[License file location] のフィールドには、サイトからダウンロードしたライセンスファイル (denodo-express-lic-XXXX.lic) のパスを入力します。
標準インストールの場合は、このフィールドを空欄のままにします。入手したライセンスファイルは、ここではなく Solution Manager にインストールする必要があります。
手順 3
インストールするモジュールとコンポーネントを選択します。
[ Custom Installation ] を選択した場合、各モジュールを構成する必要があります。Denodo Platform の各モジュールの構成方法は、以下のセクションで説明しています。
手順 4
[License Manager host] に、Denodo Solution Manager をインストールしたコンピュータのホスト名を入力します。
Denodo Express をインストールする場合、または License Manager をまだインストールしていない場合は、このフィールドを空欄のままにします。後で Denodo Platform Control Center からホストを変更する必要があります。
注釈
[License Manager host] に localhost
を入力することはできません。License Manager がインストールされているマシンの実際のホスト名を入力してください。ホスト名が設定されていない場合は、IP アドレスを入力します。
必要なファイルのコピー (これには数分かかる場合があります) を開始する前に、インストールの構成の概要が表示されます。この概要を保存するには、[Save] をクリックします。
すべてのファイルのコピーが完了したら、Denodo Platform Control Center を起動するショートカットを Windows の [スタート] メニューまたは Linux の同等のメニューに作成するかどうかを選択できます。