8.0 GA のすべてのモジュールに共通の新機能¶
ここでは、Denodo Platform 8.0 のすべてのモジュールに関連する新機能を紹介します。
最新の更新プログラムの新機能については、「 Denodo 8.0 更新プログラム 20210715 の新機能 」を参照してください。
Java Runtime Environment¶
Denodo Platform は Java Runtime Environment (JRE) バージョン 11 で動作するようになりました。Denodo サーバーとそのツールはこれより前のバージョンの Java では動作しません。
Java 8、9、10、または 11 で動作しているクライアントアプリケーションの場合、Denodo JDBC ドライバーを読み込むことができます。
Denodo SSL/TLS Configurator Script¶
SSL の有効化プロセスを簡素化する Denodo SSL/TLS Configurator Script と呼ばれる新しいスクリプトが導入されました。このスクリプトを実行すると、そのインストール環境のコンポーネントの構成プロパティがすべて変更されます。このスクリプトは、Denodo Platform および Solution Manager がインストールされている環境で動作します。ユーザーはキーストア (つまり、秘密キーが含まれるファイル) を生成または取得して、その公開キーをファイルにエクスポートする必要があります。
このスクリプトは、 <DENODO_HOME/bin/denodo_tls_configurator
にあります。このスクリプトは、Denodo Platform および Solution Manager がインストールされている場合に使用できます。
スクリプトの使用方法については、『インストールガイド』の「 Denodo SSL/TLS 構成スクリプト 」を参照してください。
新しくサポートされるオペレーティングシステム¶
Windows Server 2019 がサポートされるようになりました。
すべてのコンポーネントが Windows サービスとしてインストール¶
以前のバージョンでは、Denodo Platform を Windows にインストールすると、インストーラーにより一部のコンポーネントには Windows サービスが作成されますが、以下のコンポーネントには作成されません。
Data Catalog
Scheduler Administration Tool
Diagnostic & Monitoring Tool
Solution Manager Administration Tool
Denodo 8.0 では、Windows のインストーラーにより、これらのコンポーネントにもそれぞれ Windows サービスが作成されます。その場合も、インストール後のタスクの Windows サービスの構成 を実行する必要があります。
Denodo の Web コンテナー¶
新しいバージョンの Web コンテナー : Apache Tomcat 9.0¶
Denodo の組み込み Web コンテナーが、Apache Tomcat 9.0 にアップグレードされました。このバージョンでは、以前のバージョンの Denodo に組み込まれているバージョンよりも安定性、パフォーマンス、メモリ管理が向上しています。
Denodo の今後の更新では、拡張機能とセキュリティの修正プログラムを利用できるように Tomcat のバージョンが更新される予定です。現在インストールされている Denodo で使用されている Tomcat の正確なバージョンは、ファイル <DENODO_HOME>/apache-tomcat/RELEASE-NOTES
で確認できます。
TLS 1.2 および 1.3 のみを利用可¶
Web コンテナーで TLS を有効にした場合、TLSv1.2 および TLSv1.3 接続のみが許可されます。以前の SSL/TLS プロトコルは、安全とは見なされなくなったため利用できなくなりました。