AWS - バックアップの作成¶
ここでは、Solution Manager の 自動クラウドモード (AWS) を使用する場合に、Solution Manager と Denodo Platform コンポーネントのインストール環境をバックアップする手順を解説します。
Solution Manager のバックアップでは、2 つの手法を選択できます。
AMI の作成: AWS コンソールから Solution Manager を実行する EC2 インスタンスの AMI を作成します。手順はドキュメント「 Amazon EC2 インスタンスからの AMI の作成 」を参照してください。作成した AMI がバックアップとなります。また、バックアップを定期的に実行することをお勧めします。
重要
バックアップを行うには、AMI を作成するために Solution Manager を一時的にシャットダウンする必要があります。そのため、ユーザーに影響を与えない時間帯に実施することをお勧めします。
AMI を作成する際は、チェックボックス [No reboot] のチェックをはずしてください。バックアップを正常に完了させるには、Solution Manager のすべてのサービスを停止する必要があるためです。
AMI を作成する代わりに、以下のファイルをコピーして別のコンピュータに保存しておき、インスタンスに障害が発生した際にバックアップとして使用しても構いません。
Solution Manager の 構成をエクスポート し、出力されたファイルを保存します。
ファイル
<SOLUTION_MANAGER_HOME>/conf/denodo.lic
(ライセンスファイル) をコピーします。証明書 ファイルまたは キーストア ファイル (例:
{<SOLUTION_MANAGER_HOME>/denodo_server_key_store.jks
) をコピーします。この手順は TLS が有効な場合のみ必要です。トラストストア ファイルをコピーします。通常は、
{<SOLUTION_MANAGER_HOME>/jre/lib/security/cacerts
にあります。外部データベースに Solution Manager の構成を保存する場合、次の手順に従って実施してください。
ファイル
<SOLUTION_MANAGER_HOME>/conf/license-manager/LMConfigurationParameters.properties
をコピーします。<SOLUTION_MANAGER_HOME>/lib/solution-manager-extensions/
の jar ファイルをコピーします (これらの jar ファイルは外部データベースへの接続に必要です)。外部データベースの管理者と共同で、データベースに最新のコピーが保存されているか確認します。
Denodo Platform のコンポーネントのバックアップ
Solution Manager は、昇格のデプロイ、更新プログラムのインストール、再作成などの主要な操作をクラスタで実施した後で AMI を作成します。そのため、この AMI をバックアップとして使用できます。