Scheduler のプロパティの構成¶
注釈
グローバル管理者および昇格管理者のみが Scheduler のプロパティを管理できます。詳細については、「 認可 」を参照してください。
複数のクラスタを使用するシナリオの場合、Scheduler では、Scheduler のメタデータをパラメータ化してエクスポートできます。エクスポートされる zip ファイルにはファイルが 2 つ含まれ、一方にはメタデータが含まれ、もう一方にはサーバーが実行されているクラスタに依存するパラメータの値が含まれます。Solution Manager は、この機能を利用して、1 つの環境から別の環境へ 変更を昇格 させます。ターゲット環境にリビジョンのリストを昇格させるには、その環境の各クラスタで、Scheduler の同じプロパティに適切な値を定義しておく必要があります。
重要
Scheduler のプロパティは、クラスタレベルで定義します。
注釈
Scheduler のプロパティのインポートおよびエクスポートの詳細については、『 Scheduler 管理ガイド 』の「 バックアップのためのインポート/エクスポートスクリプトの使用 (Scheduler) 」を参照してください。
Scheduler のプロパティは、クラスタのダイアログから管理します。 このダイアログを開いて 、[Scheduler Properties] セクションに移動します。次のようなダイアログが表示され、対象のクラスタの Scheduler のプロパティすべてが階層ビューで示されます。
パスワードを表すプロパティの値は、デフォルトで非表示になっています。
このダイアログを使用すると、次の操作を実行できます。
新規プロパティの追加: ボタンをクリックすると、新しいダイアログが表示されます。新規プロパティの名前と値を入力して、確定します。
未定義の値をプロパティに割り当てる場合は、[Set as undefined] チェックボックスをチェックします。これは、まだプロパティの値がわからなくても、そのプロパティを作成しておきたい場合に便利です。リビジョンのデプロイ時または検証時には、値が未定義のプロパティは無効です。値が未定義のプロパティを確認するには、[Show only undefined properties] をチェックします。
プロパティの値の編集: プロパティの値を右クリックして、表示されるメニューでオプション をクリックします。表示されるダイアログにプロパティの新しい値を入力して、確定します。
複数のプロパティの値の編集: ツリーから複数のプロパティを選択して、 ボタンをクリックします。表示されるダイアログに選択したプロパティの新しい値を入力して、確定します。
注釈
パスワードのプロパティと通常のプロパティを同時に編集することはできません。
プロパティの削除: ツリーから複数のプロパティを選択して、 ボタンをクリックします。
プロパティファイルのインポート: ボタンをクリックすると、新しいダイアログが表示されます。
Scheduler のプロパティが含まれるファイルをマシンからドラッグアンドドロップできます。アップロードが完了するとすぐに、新しいダイアログが表示されます。このダイアログからプロパティの新しい値をプレビューして確定できます。
1 つのプロパティの以前の値を復元することも、 をクリックしてすべてのプロパティの値を復元することも、新しい値を入力することもできます。また、ツリーから複数のプロパティを選択して、 をクリックし、複数のプロパティの値を一度に編集することもできます。
[Show only properties with distinct values] をチェックすると、変更できる値を簡単に確認できます。値が空のプロパティをインポートした場合、以前の値は保持 されない ことに留意してください。
ファイルへのプロパティのエクスポート: ボタンをクリックすると、Scheduler のすべてのプロパティが含まれるファイルをマシンにダウンロードする処理が開始します。未定義のプロパティは、出力ファイルに含まれません。