USER MANUALS


デプロイに関する考慮事項

注釈

グローバル管理者、昇格管理者、および昇格ユーザーのみがリビジョンをデプロイできます。詳細については、「 認可 」を参照してください。

Solution Manager のデプロイ時には、キャッシュに関する以下の点に留意してください。

  • クラスタレベルで Virtual DataPort のプロパティを定義することはできません。 複数クラスタ環境のキャッシュデータソース の場合、 キャッシュを手動で構成する 必要があります。このような制限があるため、 CREATE リビジョンにはキャッシュデータソースを含めないでください。キャッシュデータソースを含めると、デプロイプロセス中にすべてのクラスタのキャッシュ構成が上書きされ、いずれかのクラスタのステータスが不整合になる可能性があります。キャッシュデータソースを含めたリビジョンをデプロイしようとすると、Solution Manager によって以下の警告メッセージが表示されます。

Warning message when deploying revisions with cache data source a in multi-cluster environment

複数クラスタ環境に、キャッシュデータソースが含まれるリビジョンをデプロイする際に表示される警告メッセージ

  • リビジョンに Scheduler VDP Cache ジョブが含まれている場合、Solution Manager では、各クラスタの最初の Virtual DataPort サーバーに VQL の変更がデプロイされた後、これらのジョブが実行される場合があります (スワップキャッシュが構成されている場合、またはジョブが実行対象に指定されている場合)。Virtual DataPort クラスタが共有キャッシュを使用しない場合、Solution Manager は各 Virtual DataPort サーバーのキャッシュを適切に更新しない場合があります。したがって、共有キャッシュを持たない Virtual DataPort クラスタでは、Solution Manager ではなく、Scheduler Web ツールまたは Scheduler API を使用してキャッシュを更新する必要があります。

  • キャッシュ切り替えプロセス (単一クラスタを含みキャッシュ切り替えが有効になっている環境へのデプロイの場合) は、 グローバルキャッシュでのみ機能します (特定のデータベースに定義されているキャッシュでは機能しません)。

  • サマリ を含むリビジョンをデプロイできます。サマリがすでに存在し、基盤となるスキーマに変更がない場合、サマリの高速化は有効です。それに対して、 ターゲット環境にサマリが存在しないか、基盤となるスキーマが変更されている場合、サマリは再作成されますが、クエリオプティマイザーはサマリが更新されるまでサマリを使用しません 。サマリの更新を自動化するためには、Denodo Scheduler を使用して、 サマリの更新 を実行するパラメータ化されたクエリを含む VDP ジョブを作成します。

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