JSR-168 または JSR-286 ポートレットへのエクスポート¶
注釈
ビューをウィジェットとして公開する機能は非推奨であり、Denodo Platform の今後のメジャーバージョンで削除される可能性があります。
非推奨のすべての機能のリストについては、「 Denodo Platform 8.0 で非推奨となった機能 」のセクションを参照してください。
ウィジェットを JSR-168 または JSR-286 ポートレットにエクスポートしてから、任意の標準 Java Portal Server にデプロイできます。
[Widgets Status Table] の [Export] 列で [JSR-168] または [JSR-286] をクリックした場合、以下の値を入力する必要があります。
ポートレットがデータを取得する Virtual DataPort サーバーの URI。
その URI にアクセスするための資格情報。
これにより、そのまま標準 Java Portal Server にデプロイできる「.war」ファイルが生成されます。このファイルは、以下の場所から取得できます。
URL
https://<host name of the Denodo server>:9090/export/<name of the widget>.war
Denodo サーバーが動作しているホストの
<DENODO_HOME>/resources/apache-tomcat/webapps/export/<name of the widget>.war
このポートレットは、公開されているビューまたはストアドプロシージャの内容を表示します。EDIT モードではクエリフォームが表示されるので、以下の設定を構成できます (「 Portlet search form 」を参照)。
エクスポートされたビューの内容のフィルタに使用するクエリパラメータ。
結果テーブルの一部の列の非表示。
結果テーブルの設定: ページあたりの行数、結果テーブルとそのセルの高さと幅、HTML コードをエスケープしない列 (選択した列のセルに HTML が含まれる場合、HTML をエスケープしない)。
2 つのタイプのポートレットの主な違いは、JSR-168 バージョンがビューの内容を表示することしかできないのに対し、JSR-286 バージョンはイベントの送信/受信またはパブリックレンダリングパラメータの共有によって他のポートレットとやり取りできる点です (これらの用語の詳細については、「 Java Portlet Specification バージョン 2.0 」を参照)。
JSR-286 ポートレットは、以下の方法で他のポートレットとやり取りできます。
単純なイベントの送信。ユーザーが行の先頭セルのアイコンをクリックしてテーブルの行を選択すると (「 JSR286 Portlet 」を参照)、ポートレットはその行の各セルに対応する単純なイベントを送信します。各イベントのペイロードは、セルの内容です。
行イベントの送信。ユーザーがテーブルの行を選択すると、ポートレットは
com.denodo.vdb.wsgenerator.common.execution.portlet.vo.DataRow
型のオブジェクトを含むイベントを送信します。このオブジェクトには、選択した行のデータが含まれています。
テーブルイベントの送信。ユーザーがヘッダーの先頭セルのアイコンを選択すると、ポートレットは
com.denodo.vdb.wsgenerator.common.execution.portlet.vo.DataTable
型のオブジェクトを含むイベントを送信します。このオプションは、[Custom table events] オプション ([Create widget] ダイアログの [Widget configuration] タブ) がチェックされている場合にのみ有効です。
このオブジェクトには、結果テーブルのすべてのデータが含まれています。
DataRow
イベントとDataTable
イベントを受信できるポートレットを開発できるようにするには、<DENODO_HOME>/lib/portlet-client-core/portlet-client-core.jar
ライブラリへの参照を追加する必要があります。イベントの受信。JSR-286 ポートレットは、クエリフォームの各パラメータに対応するイベントを受信できます。これらのイベントの名前は、「Input_<name of the search parameter>」という規則に従います。
パブリックレンダリングパラメータの共有。結果テーブルの各列に対応するレンダリングパラメータが 1 つずつ存在し、検索フォームの各パラメータに対応するレンダリングパラメータが 1 つずつ存在します。
Denodo ポートレットが公開または処理できるイベントとパブリックレンダリングパラメータの名前をカスタマイズする方法については、付録「 JSR-286 ポートレットのイベントとパブリックレンダリングパラメータのカスタマイズ 」を参照してください。