Oracle¶
Oracle API を使用してデータ一括読み込みを実行するには、まず以下の手順を実行します。
Oracle データベースでダイレクトパスロードを有効にします。ダイレクトパスロードを使用できるようにするには、Oracle のセットアップスクリプト
catldr.sql
を Oracle 管理者が実行する必要があります。これによって、ダイレクトパスロードの実行に必要なビューが Oracle に作成されます。このスクリプトは、ダイレクトパスロードを実行する Oracle インストール環境ごとに 1 回だけ実行すれば済みます。The documentation of Oracle has more information about direct path loads.
重要
データベースでこの機能を有効にできない場合、以下の手順を 続行しないでください 。Virtual DataPort でデータ一括読み込みを有効にしていても、Oracle でダイレクトパスロードが有効になっていないと、Oracle に通常の方法 (
INSERT
ステートメントの実行) でデータを挿入する場合よりもパフォーマンスが大幅に低下します。Oracle Database Client パッケージを以下の URL からダウンロードします (データベース全体のインストーラーをダウンロードする必要はありません)。
Oracle 11g Release 2:
If the Denodo server runs on 64-bit Windows: https://www.oracle.com/database/technologies/instant-client/winx64-64-downloads.html
If the Denodo server runs on Linux: https://www.oracle.com/database/technologies/instant-client/linux-x86-64-downloads.html
このページで「Oracle Database 11g Release 2 Client」を探します。
Virtual DataPort サーバーを実行しているホストに、このパッケージをインストールします。
インストールする際、インストールタイプとして [Administrator] を選択します。このインストールタイプであれば、データ一括読み込みに必要な
sqlldr
プログラムがインストールされるからです。インストーラーのオプションは、デフォルト設定で問題ありません。
JDBC データソースを編集して、[Read & Write] タブをクリックします。[Use bulk data load APIs] をチェックして、[Sqlldr executable location] ボックスに
sqlldr
ファイルへのパスを入力します。このファイルは、Oracle Database Client のインストール先にあります。