USER MANUALS

Oracle

Oracle API を使用してデータ一括読み込みを実行するには、まず以下の手順を実行します。

  1. Oracle データベースでダイレクトパスロードを有効にします。ダイレクトパスロードを使用できるようにするには、Oracle のセットアップスクリプト catldr.sql を Oracle 管理者が実行する必要があります。これによって、ダイレクトパスロードの実行に必要なビューが Oracle に作成されます。このスクリプトは、ダイレクトパスロードを実行する Oracle インストール環境ごとに 1 回だけ実行すれば済みます。

    ダイレクトパスロード の機能については、Oracle のマニュアルを参照してください。

    重要

    データベースでこの機能を有効にできない場合、以下の手順を 続行しないでください 。Virtual DataPort でデータ一括読み込みを有効にしていても、Oracle の「ダイレクトパスロード」機能を無効にしている場合、Oracle に通常の方法 (INSERT ステートメントの実行) でデータを挿入する場合と比べてパフォーマンスが大幅に低下します。

  2. Oracle Database Client パッケージを以下の URL からダウンロードします (データベース全体のインストーラーをダウンロードする必要はありません)。

    Oracle 19c またはそれ以前のバージョンの場合:

    1. Denodo サーバーが Windows で実行されている場合: Instant Client Downloads for Microsoft Windows (x64) 64-bit

    2. Denodo サーバーが Linux で実行されている場合: Instant Client Downloads for Linux x86-64 (64-bit)

  3. Virtual DataPort サーバーを実行しているホストに、このパッケージをインストールします。

    インストールする際、インストールタイプとして [Administrator] を選択します。このインストールタイプであれば、データ一括読み込みに必要な sqlldr プログラムがインストールされるからです。

    インストーラーのオプションは、デフォルト設定で問題ありません。

  4. JDBC データソースを編集して、以下を行います。

    1. [Connection] タブ で、接続 URL が以下のようになっていることを確認します。

      jdbc:oracle:thin:@<host>[:<port>]/<service>
      

      以下の URL では、一括読み込みが失敗する可能性があります。

      一括読み込みに失敗する可能性のある URL
      jdbc:oracle:thin:[<user>/<password>]@<host>[:<port>]:<SID>
      jdbc:oracle:thin:[<user>/<password>]@<TNSName>
      
    2. [Read & Write] タブをクリックします。次に、[Use bulk data load APIs] を選択して、[Sqlldr executable location] ボックスに sqlldr ファイルへのパスを入力します。このファイルは、「Oracle Database Client」のインストール先にあります。

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