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複数の環境にわたるエレメントのエクスポートとインポート

一部の組織では、アプリケーションが複数の環境 (開発、ステージング、本番など) にデプロイされています。さらにすべての環境に Virtual DataPort サーバーが存在する場合、おそらくそれらすべてに同じエレメント (データソース、ビューなど) を用意する必要があります。しかし、サーバーが動作している環境に依存するエレメントの構成は異なる可能性があります。たとえば、サーバーごとに、JDBC データソースが異なるデータベースを参照する必要がある場合や、Web サービスデータソースが異なる URL を参照する必要がある場合などがあります。

デフォルトでは、メタデータは、単一ファイルまたはリポジトリに保存されます。それらのメタデータを別の環境のサーバーにインポートする場合、メタデータのファイルを編集して、一部の VQL ステートメントのパラメータの値を変更する必要があります。このプロセスでは、エラーが起こりやすくなりがちです。

Virtual DataPort には、複数の環境で動作するサーバー間でメタデータをエクスポートおよびインポートする場合に役立つ 2 つのオプションが用意されています。

  1. 環境に依存するエレメントを 1 つのファイルに保存し、環境に依存しないエレメントを別のファイルに保存します。「 環境に依存するエレメントと依存しないエレメントを別々のファイルにエクスポートする 」を参照してください。

    注釈

    このオプションは非推奨であり、Denodo Platform の今後のリリースでは削除される可能性があります。

  2. プロパティファイルにメタデータをエクスポートします。「 プロパティファイルへのエクスポート 」を参照してください。

これらのオプションは、Administration Tool からエクスポート/インポートする場合および export スクリプトと import スクリプトを使用する場合 (Export Script) に使用できます。

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