サーバーメタデータのエクスポートとインポート¶
サーバーのメタデータは、バックアップ目的で、または別の Virtual DataPort サーバーで同じメタデータを再作成する目的で、エクスポートできます。1 つの Virtual DataPort データベースまたは 1 つのエレメントのみのメタデータをエクスポートすることもできます。
Virtual DataPort では、デフォルトで固定のエクスポートキーを使用してエクスポートファイル内の機密データを暗号化するため、どのインストール環境でもメタデータをインポートできます。このため、あるサーバーから別のサーバーへの設定の移行が容易になりますが、セキュリティのリスクと見なされる場合があります。このエクスポートキーは configure_vdp_export_key スクリプトで変更できます。このようにして、同じエクスポートキーを構成したサーバーのみがメタデータをインポートできるようになります。
Solution Manager を使用して、ある環境から別の環境にサーバーのメタデータの変更を移行する場合 (昇格)、すべての環境で同じエクスポートキーを使用します。
エクスポートプロセスにより、メタデータを以下の場所に保存できます。
単一ファイル。メタデータを再作成する VQL ステートメントが含まれます。
2 つのファイル。一方にはメタデータを再作成する VQL ステートメントが含まれ、もう一方にはサーバーが動作する環境に依存するパラメータの値が含まれます。
ファイルの リポジトリ 。エレメントを作成する VQL ステートメントが保存されたファイルが各エレメントに 1 つずつ存在します。このオプションは、Virtual DataPort でサポートされていないバージョン管理システムにメタデータを保存する場合にのみ使用します。サポートされている VCS のいずれかにメタデータを保存するには、Administration Tool の VCS 統合を使用します (「 バージョン管理システムの統合 」を参照)。
以下のセクションでは、次の操作の方法について説明します。
サーバーからメタデータをエクスポートする (「 サーバーメタデータのエクスポート 」)
メタデータをインポートする (「 複数の環境にわたるエレメントのエクスポートとインポート 」)