サーバーメタデータのエクスポート

サーバーからメタデータをエクスポートする場合、以下の 4 つのオプションがあります。

  1. [Server Explorer] でエクスポートするエレメントを右クリックして [Export] をクリックします。このオプションは、選択されたエレメントのメタデータをエクスポートします。

  2. Export database ([File] > [Export database] メニュー): 1 つまたは複数の Denodo 仮想データベースの内容をエクスポートします。データベースごとに、データソース、ビュー、Web サービス (デプロイされている場合はデプロイするためのステートメントを含む)、JMS リスナーなどのメタデータが出力されます。

  3. Export ([File] > [Export...] メニュー): Virtual DataPort サーバーのすべての内容をエクスポートします (「 Export dialog 」を参照)。以下のデータが含まれます。

    • サーバーのすべてのデータベースのメタデータ。現在接続しているデータベースだけではありません。

    • ユーザー、ロール、およびそれらの権限。

    • サーバー設定。

    • ...

    このオプションは、管理者ユーザーのみが使用可能です。

  4. Denodo Tools ツールキットに含まれる export スクリプト を使用します。このスクリプトを使用する手順については、「 import/export スクリプトによるバックアップと複製 」を参照してください。

Export dialog

[Export] ダイアログ

Virtual DataPort サーバーのメタデータをエクスポートしたら、そのデータを同じサーバーに戻すこと、または別のサーバーにインポートすることができます。その手順については、「 複数の環境にわたるエレメントのエクスポートとインポート 」を参照してください。

[File] メニューの [Export] ダイアログと [Export database] ダイアログには、以下のオプションがあります。

  • Output file: メタデータを再作成する VQL ステートメントを保存するファイル。

  • Use custom password for sensitive data encryption: チェックされている場合、指定されたパスワードを使用して、生成された VQL ファイルの機密データを暗号化します。このオプションを使用して生成された VQL ファイルは、インポートする際にそのパスワードを入力する必要があります。

  • Export environment specific properties separately: チェックされている場合、メタデータは以下の 2 つのファイルに保存されます。

    • [Output file] で指定された名前を持つ、データベースのすべてのエレメントの VQL ステートメントを含むファイル。環境に依存するパラメーターの値は、実際の値ではなく、変数で表されます。

    • 変数の値を含むファイル。[Output file] で指定された名前に拡張子 .properties が付いた名前を持ちます。このオプションを使用すると、複数の環境にわたるメタデータのエクスポートとインポートを実行しやすくなります。詳細については、「 複数の環境にわたるエレメントのエクスポートとインポート 」を参照してください。

  • [Export database] ダイアログでは、[Database] オプションを選択した場合、メタデータをエクスポートするデータベースを選択できます。この場合、すべてのデータベースを選択できますが、これを行うことは、[Export] ダイアログからメタデータをエクスポートするのとは違うということを考慮してください。なぜなら、[Export] ダイアログの出力には、データベースのメタデータ以外に、Virtual DataPort サーバーの設定も含まれているからです。

    [Web service] を選択した場合、[Export specific web service operations] を選択して、エクスポートする操作 (SOAP Web サービスを選択した場合) またはリソース (REST Web サービスを選択した場合) を選択できます。出力ファイルには ALTER REST WEBSERVICE または ALTER SOAP WEBSERVICE の VQL ステートメントが含まれますが、これらは Web サービスを再作成するのではなく、選択した操作を既存の Web サービスに追加します。

    たとえば、incident ビューを公開する incident という Web サービスがあり、このリソースだけをエクスポートした場合、出力ファイルは以下のようになります。

    ALTER REST WEBSERVICE incident
    SET VIEW incident FIELDS (
        summary : 'text',
        ttime : 'date',
        taxid : 'text',
        inc_type : 'long'
    );
    
  • Replace/Drop elements: この VQL ファイルをインポートする際、インポートするエレメント (データソース、ビューなど) と同じ名前と型のエレメントが Virtual DataPort サーバーにすでに存在する場合に実行するアクションを選択します。

    • Drop elements before creating them: 新しいエレメントを作成する前に、同じ名前のエレメントが存在する場合はそのエレメントおよびそれに依存するすべてのエレメントが削除されます。

      たとえば、サーバーで JDBC データソース ds_jdbc_acme をインポートする場合、まず既存の JDBC データソース ds_jdbc_acme が削除され、続いてそのデータソースに依存するすべてのビューが削除されます。

      このオプションは、インポートするデータソースに、VQL ファイルに含まれるビュー以外のビューが存在しないことを保証する場合に役に立ちます。

    • Replace existing elements: 既存のエレメントをファイルからのエレメントで置き換えます。

      たとえば、LDAP データソース ds_ldap_activedirectory をインポートする場合、サーバーにその名前の LDAP データソースが存在すれば、Virtual DataPort サーバーによって既存のデータソースが VQL ファイルからのデータソースで置き換えられますが、既存のデータソースに依存するビューは変更も削除もされません。

    • Do not replace existing elements: 既存のエレメントを残して、ファイルからのエレメントを無効にします。

      たとえば、サーバーに internet_inc ビューが存在し、VQL ファイルに同じ名前のビューが含まれる場合、サーバーは既存のビューを残して、削除または置換を行いません。

      このオプションは、既存のエレメントに影響を与えることなくサーバーにエレメントを追加する必要がある場合に役に立ちます。

  • Export dependencies ([Export database] で [Database] 以外のエレメントが選択されている場合のみ): チェックされている場合、出力するタイプを選択します。

    • View: 出力に、このビューを作成するために必要なすべてのエレメント (他のビュー、型、データソース、フォルダーなど) が含まれます。

    • Folder: 出力に、フォルダーとその内部エレメントを作成するステートメントが含まれます。さらに、そのフォルダーのエレメントが依存するエレメントを作成するステートメントも含まれます。

    • Web service: 出力に、Web サービスおよびこの Web サービスが依存するビュー、データソースなどのエレメントを作成するステートメントが含まれます。

      注釈

      [Publish from VQL expression] ダイアログで、Web サービスが公開するエレメントを Web サービスに追加した場合、それらのエレメントのメタデータは出力に 含まれません

    • Widget: 出力に、ウィジェットおよびこのウィジェットが依存するエレメントを作成するステートメントが含まれます。

    • Stored Procedure: 出力に、ストアドプロシージャが保存される 1 つまたは複数のフォルダーを作成するステートメントが含まれます。

  • Create Virtual Database ([Export database] ダイアログのみ): チェックされている場合、出力に CREATE DATABASE ステートメントが含まれます。したがって、このメタデータをインポートすると、データベースが再作成されて、このデータベースですべてのメタデータが作成されます。チェックされていない場合、このメタデータをインポートすると、その時点で接続しているデータベースでエレメントが作成されます。

  • Include Jars: チェックされている場合、出力に、以下のエレメントを作成するために使用される Java クラスを含む Jar が含まれます。

    • ストアドプロシージャ

    • カスタムデータソース (別名カスタムラッパー)

    • Virtual DataPort カスタム関数

    • ITPilot カスタム関数

    これらのクラスは、[Extension management] ダイアログでサーバーにインポートされた Jar ファイルに属します (「 拡張機能のインポート 」を参照)。

  • Include ITPilot scanners: チェックされている場合、出力に、WWW (Web) ソースによって使用されるスキャナーが含まれます。

  • Include ITPilot custom components: チェックされている場合、出力に、WWW データソースによって使用される ITPilot カスタムコンポーネントが含まれます。

  • Enter Single Mode during Import: チェックされている場合、Virtual DataPort がこのファイルをインポートするときにシングルユーザーモードに切り替わるように、生成されるファイルの先頭に ENTER SINGLE USER MODE ステートメント、末尾に EXIT SINGLE USER MODE ステートメントがそれぞれ配置されます (『VQL ガイド』の「 メタデータのインポート 」を参照)。

    注釈

    シングルユーザーモードで Virtual DataPort サーバーにメタデータをインポートすることが強く推奨されます。

  • Include users and privileges: チェックされている場合、出力には、エクスポートされたエレメントの権限を複製するステートメントが含まれます。つまり、以下の処理を実行するステートメントが含まれます。

    • エクスポートされたエレメントの所有者またはそれらに対する権限が割り当てられているユーザーとロールを作成する。

    • 作成したユーザー/ロールにエクスポートされたビューに対する権限を割り当てる。

    このオプションは [Export database] ダイアログにのみ存在し、[Export] ダイアログにはありません。なぜなら、サーバー全体のメタデータをエクスポートするときに、この情報をすべてエクスポートしているからです。

  • Include view statistics: チェックされている場合、出力には、コストベースの最適化で使用されているビューについて収集した統計情報が含まれます。