USER MANUALS

Virtual DataPort モニター

Virtual DataPort サーバー専用のモニターとして以下の 3 つがあります。

  • Virtual DataPort クエリモニター: Virtual DataPort によって処理されたすべてのステートメントをログに記録します。Virtual DataPort 専用で、他の Denodo サーバーの監視には使用できません。

    出力は denodo-monitor/logs/vdp-queries.log に記録されます。

    通常のクエリ (つまり SELECT および CALL) および DDL ステートメント (つまり CREATE TABLECREATE VIEWDROP TABLE など)、 CREATE USERCONNECTCLOSE などに関する情報を収集します。

  • Virtual DataPort キャッシュモニター: Virtual DataPort のキャッシュロードプロセスのアクティビティをログに記録します。

    出力は denodo-monitor/logs/vdp-loadcacheprocesses.log に記録されます。

  • Virtual DataPort コネクションモニター: 開かれたコネクションと閉じられたコネクション、コネクションを開いた/閉じたユーザーアカウント、使用したインターフェイス (JDBC、ODBC、Web サービスなど)、接続元 IP などに関する情報をログに記録します。

    出力は denodo-monitor/logs/vdp-connections.log に記録されます。

  • Virtual DataPort データソースモニター: 定期的に (interval プロパティで指定した間隔で)、Virtual DataPort サーバーのすべてのデータソースに関する情報をログに記録します。さらに、一部のデータソースに対して定期的に ping を実行して、結果を記録します。

    出力は denodo-monitor/logs/vdp-datasources.log に記録されます。

ログヘッダー

Denodo Monitor が監視を開始した場合や、サーバーとの新しいコネクションを取得する必要がある場合、そのたびに、サーバーおよび Virtual DataPort モニターによって生成されるログに次のヘッダーが追加されます。

Logging started at: 2020-02-03T15:29:17.411. Denodo Monitor 7.0 started at: 2020-02-03T15:29:16.925. VDP Server 7.0 update 20190903 started at: 2020-02-03T14:36:24.260

このヘッダーには、以下に関するタイムスタンプ情報が含まれます。

  • ログ: モニターがログを開始した日時。モニターによってポーリング間隔が異なるため、この日時はモニターごとに異なります。

  • Denodo Monitor: Denodo Monitor が監視を開始した日時。すべてのモニターで同じ値になります。

  • Virtual DataPort サーバー: Virtual DataPort サーバーが起動された日時。

ログに複数のログヘッダーが含まれる場合、以下のようにイベントの値を比較することによって重要なイベントを検出できます。

  • Virtual DataPort サーバーの開始日時が変化している場合、Virtual DataPort が再起動されています。

  • Denodo Monitor の開始日時が変化している場合、Denodo Monitor が再起動されています。

  • 両方の日時が同じ場合、サーバーとのコネクションが失われています。

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