JMX (Java Management Extensions) エージェントによる監視¶
Java Management eXtensions (JMX) 標準 を使用してサーバーの監視情報にアクセスできます。この情報を使用して、サーバーの使用を制御したり、データソースや Virtual DataPort のメタデータに対して実行されるアクションを監査したりすることができます。
利用可能な監視情報は以下のとおりです。
サーバーに関する一般情報。アクティブおよび非アクティブなコネクションの数、メモリ使用量など。
構成およびサーバーキャッシュへのアクセス。
各データソースへのアクセス。
ビューおよびストアドプロシージャへのアクセス。
Virtual DataPort サーバーによって実行されたトランザクション。
また、以下の場合にさまざまなタイプの JMX 通知も生成されます。
ALTER TABLE
、CREATE VIEW
などの DDL ステートメントが実行されたとき。SELECT
、INSERT
などの DML ステートメントが実行されたとき。トランザクションが開始または終了したとき。
...
JMX では、エクスポートされた情報は、 MBean と呼ばれる一連のオブジェクトとして表示されます。Virtual DataPort によってエクスポートされる MBean は、JMX ドメイン com.denodo.vdb.management.mbeans
に属します。
任意の JMX クライアントを使用して、Virtual DataPort の監視情報と監視イベントにアクセスできます。特に、 Visual VM と JConsole は、Virtual DataPort によってエクスポートされた情報とイベントにアクセスできることがテストで確認されています。
service:jmx:rmi:///jndi/rmi://denodo-server-prod.acme.com:9997/jmxrmi
通信はポート 9997 で開始されますが、データ転送にはポート 9995 も使用されます。Virtual DataPort と JMX クライアントの間にファイアウォールがある場合は、その点を考慮してください。
VisualVM を使用して Virtual DataPort サーバーを監視する方法については、「 JavaTM VisualVM の使用 」を参照してください。以下のサブセクションでは、サーバー、データソース、およびキャッシュの一般情報と、DDL ステートメント、DML ステートメント、およびトランザクションに関する情報とイベントの各カテゴリで使用可能な情報とイベントの詳細について説明します。