JavaTM VisualVM の使用¶
Java VisualVM は、Java Development Kit (JDK) バージョン 6 以降に同梱されている JMX クライアントです。ここでは、VisualVM を使用して Virtual DataPort を監視する方法について説明します。
VisualVM を実行するには、 <JAVA_HOME>/bin/jvisualvm
を実行します。
注釈
VisualVM は、Denodo Platform には同梱されていません。また、Java Runtime Environment (JRE) にも同梱されて いません 。VisualVM を入手するには、Java Development Kit (JDK) をダウンロードしてください。
VisualVM を起動した後、「VisualVM-MBeans」プラグインをインストールします。これを行うには、[Tools] メニューで [Plugins] をクリックします。[Available plugins] タブをクリックして [VisualVM-MBeans] チェックボックスをチェックし、[Install] をクリックします。ウィザードで [Next] をクリックして、プラグインのインストールを先に進めます。
プラグインをインストールしたら、Virtual DataPort の JMX インターフェイスに接続します。これを行うには、[File] メニューで [Add JMX Connection] をクリックします。このダイアログの [Connection] テキストフィールドに「<hostname>:9997」 (localhost:9997
など) と入力します。
次に [Use security credentials] を選択し、管理者ユーザーの資格情報を入力して [OK] をクリックします。これにより、JVisualVM の左側のプロセスリストに新しいエレメントが表示されるので、それをダブルクリックして開きます。正しいプロセスを開いているかどうかをチェックするには、[Overview] タブで [Arguments] ラベルが「com.denodo.vdb.vdbinterface.server.VDBManagerImpl」で始まっていることを確認します。
プロセスの別のタブをクリックすると、CPU 消費量、メモリ消費量、Java ガベージコレクターなど、Virtual DataPort サーバーに関するさまざまな情報を取得できます。ここでは、Virtual DataPort でその MBeans を通じて提供される詳細情報について説明します。
[MBeans] タブをクリックすると、Virtual DataPort サーバーによって公開されている MBeans が表示されます。
以降のセクションでは、各 MBean によって提供される情報とイベントについて説明します。
DML ステートメントと DDL ステートメント (SELECT
、 INSERT
、 UPDATE
、 DELETE
、 CREATE
など) に関する情報とイベントは、 com.denodo.vdb.management.mbeans:type=VDBServerRequestsManagementInfo
カテゴリの MBean 経由でアクセスできます (「 ステートメントの実行に関する情報とイベント 」を参照)。サーバーで実行されるステートメントに関する情報を取得するには、[Notifications] タブをクリックして [Subscribe] ボタンをクリックし、その MBean をサブスクライブします。それ以降は、サーバーでステートメントが実行されるたびに、VisualVM によってこのタブに新しい通知が表示されます。
リクエストの詳細を表示するには、その [UserData] セルをダブルクリックします。各ステートメントに関するデータには、実行されたステートメントのタイプ (SELECT
、 INSERT
など)、ステートメントを実行したユーザー、ステートメントの実行日時、VQL ステートメントなどが含まれます。