Resource Manager

複数の同時ユーザーセッションでクエリが実行される環境では、すべてのユーザーセッションの重要度が同じであるとは限りません。日次レポートを生成するために実行されるクエリよりも、迅速な応答を必要とする勘定系アプリケーションによって実行されるクエリを優先することが必要な場合もあります。

Resource Manager を使用すると、セッションの属性に基づいてセッションをグループに分類し、アプリケーション環境でリソースが最適に利用されるように、それらのグループにリソースを割り当てることができます。

Resource Manager は、以下の 2 つの主要概念を導入します。

  • プラン

  • ルール

「プラン」は、同じユーザーが実行できる同時クエリ数の制限、クエリの結果の最大行数の制限など、ユーザーセッションに割り当てられた一連の制限です。

「ルール」は、特定の条件が満たされた場合に、「プラン」をユーザーセッションに割り当てます。この条件では、ユーザー名、アプリケーションが使用しているアクセスインターフェイス (JDBC、ODBC など)、IP アドレスなど、セッションの属性のいずれかを使用できます。

受信したすべての SELECTCALL 、または QUERY WRAPPER について、Resource Manager は、1 番目のルールの条件を評価します。条件が満たされた場合、そのルールのプランを現在のユーザーセッションに割り当てます。条件が満たされなかった場合は 2 番目のルールの条件を評価し、この条件も満たされなかった場合はその次のルールの条件を評価するという具合に、条件を満たすルールが見つかるか、または次のルールがなくなるまで、評価を繰り返します。

このプロセスが実行されるのは、実行エンジンがクエリを実行する前です。

たとえば、クエリが返す行数を 100,000 件に制限するプランを作成し、アクセスインターフェイスが Web サービスであるという条件でルールを作成することができます。これを実行することによって、Web サービスが返す行数は 100,000 件に制限されます。


Resource Manager はデフォルトで有効です。実際に有効かどうかを確認するには、[Administration] メニューで [Resource Manager] をクリックして、[Configuration] タブで [On] オプションが選択されていることを確認します。