ストアドプロシージャのランタイムパラメータの構成¶
Virtual DataPort では、Java で カスタムストアドプロシージャ を開発できます。ストアドプロシージャを開発するための API は、そのストアドプロシージャを実行する Virtual DataPort サーバーで SQL クエリなどのコマンドを実行し、その結果を処理するメソッドを提供します。これらのセンテンスの実行は、いくつかの構成パラメータの影響を受けます。
これらの構成パラメータを変更するには、メニュー [Administration] > [Server configuration] をクリックし、[Stored procedures] タブをクリックします。

ストアドプロシージャのランタイムパラメータの構成¶
以下のパラメータを変更できます。
Query timeout (milliseconds): ストアドプロシージャがセンテンスの終了を待機する最大時間。値 0 を指定すると、センテンスが終了するまで無制限に待機します。
Chunk timeout (milliseconds): サーバーが新しいブロックを返すまでの最大時間を設定します。この時間が経過すると、[Chunk size (rows)] パラメータで指定した件数の結果が得られていなくても、現在のブロックが返されます。[Chunk timeout (milliseconds)] パラメータを指定していない場合 (または、このパラメータが値 0 を受け取った場合)、センテンスの実行が終了すると、クエリのすべての結果が単一のブロックとして返されます。
Chunk size (rows): センテンスを実行して取得した結果は複数のブロックに分割できるので、取得済みのタプルを処理するためにセンテンスの終了を待つ必要がありません。1 つのブロックに収めることができる結果の最大数をこのパラメータで設定します。ブロックを完成するうえで十分な結果が Virtual DataPort で得られると、その結果がただちにストアドプロシージャに返されます。それに続く結果は、新しいブロックで返されます。このパラメータを指定していない場合 (または、このパラメータが値 0 を受け取った場合)、クエリのすべての結果が単一のブロックとして返されます。