Java ストアドプロシージャのインポート¶
Virtual DataPort は、独自のストアドプロシージャを開発するための Java API を備えています。この開発方法については、「 Java ストアドプロシージャの開発 」のセクションを参照してください。
ストアドプロシージャを作成するには、まずストアドプロシージャを含む jar ファイルを Virtual DataPort にアップロードする必要があります。アップロードするには、以下の手順に従います。
[File] メニュー > [Extension management] をクリックします。
[Extensions] タブで [Import] をクリックし、拡張機能を含む jar ファイルを選択して [OK] をクリックします。jar ファイルがアップロードされます。
jar ファイルをアップロードした後、[File] メニュー > [New] > [Stored procedure] をクリックします。次のダイアログが表示されます。
以下の設定を指定する必要があります。
Name: 新しいストアドプロシージャの名前 (この例では _CalculateAvgRevenue_)。
[Select jars] を選択し、その下のボックスでストアドプロシージャを含む jar ファイルを選択します。
Class name: ストアドプロシージャを実装する Java クラスを選択します。
Classpath: 空のままにします。このフィールドは、下位互換性のみを目的として用意されています。
[Metadata] タブでは、ストアドプロシージャの格納先フォルダを定義してその説明を入力することができます。
[Save] () をクリックすると、ストアドプロシージャが作成されます。ダイアログが開き、新しいストアドプロシージャのプロパティと入力および出力パラメータが表示されます (「 Properties of a Stored Procedure 」を参照)。
ストアドプロシージャのパラメータの型は、 IN
、 OUT
、または IN_OUT
のいずれかです。 IN
パラメータはプロシージャの実行に必須の入力パラメータであり、 OUT
パラメータは、プロシージャの実行によって返されるパラメータです。 IN_OUT
パラメータは、入力パラメータであるとともに、プロシージャから返されるパラメータでもあります。
[Nullable] 列は、そのパラメータの値として NULL
が許容されることを示します。
下の 図は、新しいストアドプロシージャについての情報を示しています。このプロシージャには、 taxid_list
という名前の、array
型の入力パラメータ (IN
) と、 double
型の出力パラメータ avgrevenue(OUT)
があります。