検索エンジン¶
[Search engines] ダイアログでは、Virtual DataPort サーバーの検索インデックスを構成できます。そのサーバーのすべてのビューで コンテンツ検索 を有効にすることができます。また、 インデックスのメタデータ検索 を有効にすることができます。
インデックスサーバー¶
Data Catalog は 2種類のインデックスサーバーに対応します。
Scheduler Index。
Elasticsearch 。コンテンツ検索を行うための大規模なインデックスの場合はこのオプションを選択し、クラスタ上で実行される Elasticsearch サーバーを使用することをお勧めします。
注釈
Elasticsearch バージョン 5.x および 6.x のサポートは廃止され、Denodo 9 では削除されます。
Virtual DataPort サーバーでインデックス検索を有効にするには、以下の手順に従って実施してください。
管理者アカウントで Data Catalog にログインし、[管理] > [設定と管理] > [Search engines] に移動します。[インデックスサーバー] タブから、インデックスサーバーの構成が可能です。
[サーバーの追加] ボタンをクリックし、インデックスサーバーを登録して、以下の値を入力します。
名前: インデックスサーバーの名前。
説明: インデックスサーバーの説明。
タイプ:
Scheduler Index
またはElasticsearch 5.6+ / 6.x / 7.x
を選択します。ホスト: インデックスサーバーを実行するマシンのホスト名。
ポート: インデックスサーバーのポート。
ログイン名 と パスワード: サーバーインデックスへの接続に使用するアカウントの資格情報 (オプション)。
安全な接続の使用: このオプションを有効化した場合、インデックスサーバーに SSL/TLS チャネル経由で接続します。Elasticsearch サーバーでのみ利用可能です。
コンテンツ検索¶
Virtual DataPort サーバーでコンテンツ検索を有効にするには、以下の手順に従って実施してください。
Scheduler で VDPIndexer ジョブ を使用して、このサーバー用の検索インデックスを作成します。
[コンテンツ検索] タブに移動します。[インデックスサーバーの割り当て] セクションから、Data Catalog に登録された各 Virtual DataPort サーバーに割り当てる検索インデックスを構成できます。
テーブルには、登録済みの Virtual DataPort サーバーの一覧が表示されます。[構成済み] 列は、Virtual DataPort サーバーに検索インデックスを構成済みかどうかを示します。この列の値は次のいずれかです。
検索インデックスを構成するには、Virtual DataPort サーバーの横の アイコンをクリックします。クリックすると、次のダイアログが表示されます。
フォームに次のように入力します。
インデックスタイプ: 検索インデックスのタイプを、
Scheduler Index
とElasticsearch 5.6+ / 6.x / 7.x
から選択します。インデックスサーバー: [インデックスサーバー] タブで構成したインデックスサーバーを選択します。ドロップダウンには、選択したタイプのサーバーの名前のみが表示されます。
インデックス名: 手順 1 で作成した検索インデックスの名前を入力します。
必要に応じて、現在のサーバーの検索結果にプレビューとして表示されるスニペットを構成できます。
[インデックスサーバーの割り当て] セクションから、特定のビューで検索結果のスニペットとして使用されるフィールドを構成できます。
接続している Virtual DataPort サーバーの横にある [検索スニペットの構成] ボタンをクリックすると、次のダイアログが表示されます。
[ビュー] パネルには検索インデックスに含まれるビューの一覧が、
<view name> (database name)
というパターンで表示されます。注釈
[ビュー] パネルにビューを表示するには、そのビューに対する
METADATA
権限が必要です。リストからビューを選択すると、そのビューにインデックスが付加されているすべてのフィールドを表示する [すべてのフィールド] パネルが表示されます。
次の操作によって、選択したビュー用の検索結果のスニペットとして使用されるフィールドのリストを作成します。
[グローバルパラメータ] セクションでは、以下の設定が可能です。これらの設定は、検索結果のすべてのスニペットに影響します。
検索結果サマリのフィールド数のデフォルト: ビューの検索結果のスニペットを構成していない場合に、表示されるフィールド数です。表示されるフィールドは、ビューのスキーマでの順番に従って選択されます。
検索結果サマリに表示する結果の 1 エンティティあたりの最大件数: 検索結果のスニペットに表示される最大行数です。
注釈
サーバーに対して構成されている検索インデックスに、そのサーバーの一部のビューが含まれていない (つまり、一部のビューのインデックスが作成できていない) 場合や、一部のビューの一部のデータが含まれていない (つまり、一部のビューのインデックスが部分的にしか作成できていない) 場合があります。この場合、検索の対象は、インデックスが作成されているビューとタプルのみに制限されます。
メタデータ検索¶
Virtual DataPort サーバーでインデックスのメタデータ検索を有効にするには、以下の手順に従って実施してください。
[Metadata search] タブに移動します。このセクションから、Data Catalog に登録された各 Virtual DataPort サーバーに対するメタデータインデックスを構成できます。
テーブルには、登録済みのすべての Virtual DataPort サーバーの一覧が表示されます。[構成済み] 列は、Virtual DataPort サーバーにメタデータインデックスを構成済みかどうかを示します。この列の値は次のいずれかです。
メタデータインデックスを構成するには、Virtual DataPort サーバーの横の アイコンをクリックします。クリックすると、次のダイアログが表示されます。
フォームに次のように入力します。
Metadata index type:現在選択できるのは、[
Scheduler Index
] のみです。Metadata index server: [インデックスサーバー] タブで構成したインデックスサーバーを選択します。ドロップダウンには、選択したタイプのサーバーの名前のみが表示されます。
Analyzer:メタデータの言語に対応するアナライザーを選択します。
Metadata index name: 作成するメタデータインデックスの名前を入力します。
インデックスが正しく構成されると、[Recreate index] オプションが表示されます。このボタンをクリックすると、選択した Virtual DataPort サーバーのメタデータインデックスが削除されます。その後で、既存の構成を使用して、インデックスが再作成されます。
メタデータインデックス更新プロセスに関して、以下の点を考慮してください。
メタデータインデックスを構成した後、ビューと Web サービスからの情報のインデックスが作成され、自動化されたバックグラウンドプロセスにより確実にインデックスが更新されます。
メタデータインデックスを更新するバックグラウンドプロセスは、定期的に (数秒おきに) 動作し、インデックスに適用する新しい変更が存在するかどうかを確認します。
ユーザーがビューと Web サービスのメタデータを変更してからメタデータインデックスが更新されるまで、数秒かかる可能性があります。これは即時プロセスではありません。