データベース¶
Virtual DataPort では、データベースとフォルダによるシンプルな構造を使用してエレメントを整理します。データベースの定義は Virtual DataPort の管理者が行います。また、定義したデータベース上に階層構造のフォルダを定義することも可能です。その後、ユーザーがデータベースでビューと Web サービスを作成し、フォルダに格納します。この分類方法に従うと、ビューや Web サービスは単一のデータベースに属するとともに、データベース上の単一のフォルダに属します。
注釈
このようなデータベースとフォルダによる組織化によって、データの論理構造を実現できますが、この構造は管理作業上のニーズに対処することを意図したものです。そのため、データ検出のニーズには適さない場合があります。
データベースとフォルダによる参照を開始するには、[参照] > [データベース/フォルダ] に移動します。すると、サイドバーにデータベースの一覧が表示されます。

データベースとフォルダによる参照¶
データベースをクリックすると、その詳細ページが表示されます。
[サマリ] タブにはデータベースの説明が表示されます。初期状態では Virtual DataPort から取得した説明が表示されます。ユーザーが適切な権限を持つ場合、説明の横に
アイコンが表示されます。クリックして新しい説明を設定すると、その説明が Data Catalog に固有の説明になります。
[サマリ] タブには [接続 URL] ボタンも表示されます。クリックすると、使用可能なすべての API (JDBC、ODBC、REST、OData) について、このデータベースへの接続に使用する URL を取得できます。
各 URL の横にある
アイコンをクリックしてクリップボードにコピー¶
注釈
Data Catalog の管理者が [接続 URL] ボタンを無効にしている場合があります。
[ビュー] タブと [Web サービス] タブからは、データベースに作成されたすべてのエレメントを参照できます。ビューまたは Web サービスの名前をクリックすると、詳細ページが開きます。
Data Catalog の管理者は、 カスタムプロパティ をデータベースに追加して、情報を拡充することができます。構成に従って、[サマリ] タブの新しいセクションまたは新しいタブに表示されます。この項目についても、ユーザーが適切な権限を持っていれば、編集用の
アイコンが表示されます。
サイドバーからは、データベースを展開してフォルダに移動できます。さらに、フォルダを展開すれば、ビュー、Web サービス、サブフォルダに移動できます。ビューや Web サービスをクリックすると、詳細ページが開きます。
サイドバーに表示されるエレメントはフィルタリングが可能です。タイトル [データベース] の下にある検索バーに検索語を入力して Enter キーを押してください (または、 アイコンをクリック)。すると、検索語に一致するエレメントだけがサイドバーに一覧表示されます。検索によるフィルタリングの対象は、展開済みのデータベースのエレメントのみであることに注意してください。
注釈
データベースとフォルダによる参照の際は、Virtual DataPort からリアルタイムにデータを取得します。このデータは、カテゴリやタグによる参照で取得したデータとは異なる場合があります。これは、カテゴリやタグによる参照では、最後の同期の際に Data Catalog に保存したメタデータからデータを取得するためです。