エレメントの構成¶
[Elements Management] セクションには、Virtual DataPort サーバーと同期したすべてのエレメント (ビューおよび Web サービス) のリストが表示されます。カテゴリにグループ化するか (「 Categories Configuration 」を参照)、またはタグを割り当てることによって (「 タグの構成 」を参照)、これらのエレメントを分類できます。
注釈
この画面は、サーバーのメタデータを同期するまでは空です。最初の手順としてメタデータを同期することを強くお勧めします。

エレメントのリスト¶
任意の データベース 、 ビュー 、または Web サービス をクリックすると、その詳細を表示できます。 [Browse] セクションのそれぞれの画面にリダイレクトされます。
エレメントの編集¶
ビューまたは Web サービスを編集するためのボタンは、ユーザーに管理権限がある場合にのみ表示されます。管理権限がある場合は、ビューまたは Web サービスを編集して以下を実行できます。
Virtual DataPort サーバーにある説明とは別の、わかりやすい説明をそのビューまたは Web サービスに設定する。
Virtual DataPort サーバーにある説明とは別の、わかりやすい説明をスキーマの各フィールドに設定する。
プロパティグループが割り当てられている場合に、プロパティの値を変更する。
次の画像で、ビュー「customer」とフィールド「active」にはローカルの説明がありますが、Virtual DataPort 内の同じビューには説明がありません (このセクションで後述するように、エレメントを Virtual DataPort サーバーと同期する際に、ローカルの説明を維持するか、それともサーバー内の説明に置き換えるかを選択できます)。

ビューの編集¶
サーバーとのエレメントの同期¶
このツールと Virtual DataPort サーバーとの同期を保つため、いつでもメタデータを Virtual DataPort サーバーと同期できます。これを行うには、[Synchronize with VDP server] ボタンをクリックし、ローカルの変更と不足しているエレメントを確認するプロセスを開始します。
注釈
リビジョンのデプロイ時に常に Data Catalog が Virtual DataPort のメタデータを同期するように Solution Manager を構成することをお勧めします。
サーバーのグローバル管理者と、 data_catalog_admin の役割を持つユーザーだけがエレメントを同期できます。

Denodo VDP サーバーとのメタデータの同期¶
上の画像は、このプロセスのステップ 2 を示しています。ここには以下のオプションがあります。
Modified views: このリストには、以前に同期されたビューのうち、現在も Virtual DataPort サーバーに存在するが、以下のタイプの何らかの差異を含むビューが表示されます。
スキーマが変更された。
ビューの説明、またはビューのいずれかのフィールドの説明が変更された。
同期の完了後、サーバーの現在のスキーマを反映するようにスキーマが更新されます。このとき、次の 3 つの方法のいずれかで説明を更新できます。
[Server] オプションを選択した場合、説明はサーバーにある説明で上書きされます。
[Local] オプションを選択した場合、Data Catalog のすべての説明が保持されます。
[Server with local changes] オプションを選択した場合、説明はサーバーにある説明で上書きされます。ただし、Data Catalog から編集されたものは例外で、それらの説明は保持されます。
New views in the server: このリストには、前回の同期の実行時に存在していなかったサーバーのビューが表示されます。したがって、これらは Data Catalog には現在存在しないビューであり、同期後に作成されます。
Views removed from the server: このリストには、前回同期されたビューのうち、サーバーに現在存在していないビューが表示されます。したがって、これらのビューは同期後に Data Catalog から削除されます。
Renamed views: 以前に同期されたいずれかのビューの名前が Virtual DataPort サーバーで変更された場合、そのビューは、[New views in the server] リストに新しい名前で表示され、[Views removed from the server] リストに元の名前で表示されます。そのビューの説明、またはそのビューのフィールドの説明に対して Data Catalog で加えた変更を保持するには、一方のビューをもう一方のビューにドラッグアンドドロップして 2 つのビュー間の対応関係を指定する必要があります。
ビューの同期が完了すると、Web サービスを同期するプロセスが開始されます。ここでも上述と同じ考慮事項が適用されます。
重要な点として、この操作を実行するユーザーには、少なくとも (Virtual DataPort サーバー内の) すべてのエレメントに対するメタデータアクセス許可が必要であることに注意してください。一部のエレメントに対するメタデータアクセス許可しかない場合、同期は、サーバーにそれらのエレメントしか含まれていないかのように実行されます (つまり、別のユーザーによって以前に同期されたエレメントが Data Catalog 内にあり、それらが現在も VDP サーバーに存在していても、今回同期を実行するユーザーがそのエレメントに対するメタデータアクセス許可を持っていないと、そのエレメントは Data Catalog から削除されます)。
注釈
Solution Manager を使用して、 環境の昇格 時にエレメントを同期することができます。