USER MANUALS

プロパティグループの構成

カスタムプロパティはカタログメタデータの一部で、以下のエレメントに割り当てることができます。

  • データベース

  • ビュー

  • Web サービス

たとえば、カスタムプロパティを使用して以下を指定することができます。

  • エレメント (ビュー、Web サービス、またはデータベース) の所有者

  • そのエレメントの責任者

  • そのエレメントが検証済みか、また誰によって検証されたか

  • そのエレメントに対するアクセス許可の保持者

  • ビューまたは Web サービスの想定実行時間

  • ビューに対する現在のユーザーの実行アクセス許可を要求するためのリンク (このリンクで、データガバナンスツールなどの外部ツールを参照できます)

  • その他

これらのプロパティにより、データ品質やデータプライバシーに関する規制への対応を支援することもできます。

カスタムプロパティグループおよびプロパティの定義と編集

エレメントにカスタムプロパティを設定できるようにするには、管理権限を持つユーザーが以下を実行する必要があります。

  1. カスタムプロパティグループを作成する

  2. グループ内にカスタムプロパティを作成する

  3. カスタムプロパティグループをエレメントに割り当てる

注釈

個々のプロパティを直接エレメントに割り当てることはできません。

カスタムプロパティグループの作成

[Properties Group Management] セクションでは、カスタムプロパティグループと、そのグループに属するカスタムプロパティの管理 (新規作成、既存のものの編集や削除) を行うことができます。グループごとにいくつでもカスタムプロパティを設定できます。

新規グループをビューまたは Web サービスに割り当てる場合は、新規グループの作成時に、そのグループのプロパティをどこに表示するかを選択する必要があります (グループをデータベースに割り当てる場合にはこの設定は使用されません)。以下のオプションがあります。

  • Summary Tab: [Summary] タブ に情報を表示します。

  • Additional Properties Tab: このグループのプロパティと他のグループのプロパティを一緒に表示する新しいタブを作成します (割り当てられているすべてのグループが同じタブに表示されます)。

  • Group Specific Tab: このグループのプロパティだけを表示する別のタブを作成します。

Create a custom properties group

カスタムプロパティグループの作成

List of custom properties groups

カスタムプロパティグループのリスト

各グループの名前をクリックすると、そのグループの詳細ページが表示されます。ここでは、そのグループに属するカスタムプロパティのリストと、そのグループが割り当てられている各エレメントを確認できます。


Details of a custom properties group

カスタムプロパティグループの詳細

カスタムプロパティグループの編集

[Edit] アイコンをクリックすると、編集ページが表示されます。ここでは、以下を変更できます。

  • 名前

  • 説明

  • そのグループのプロパティを表示する場所

  • そのグループの カスタムプロパティ のリスト: 新規プロパティの作成や、既存のプロパティの編集または削除を行えます。

Edit Custom Group

カスタムグループの編集

カスタムプロパティの作成

カスタムプロパティの作成時には、以下を指定する必要があります。

  • 名前

  • 説明 (HTML またはプレーンテキスト)

  • 型:

    • Text。

    • Long Text。

    • HTML。

    • Enumeration。この場合、 許容値のリスト を定義する必要があります。

  • デフォルト値 (オプション)。プロパティにデフォルト値を設定できます。表示方法は、[Property Type] フィールドで選択したオプションに応じて異なります。

    • Text: 入力したテキスト。

    • Long Text: テキスト領域。

    • HTML: HTML エディター。

    • Enumeration: 構成値の組み合わせ (この中から 1 つを選択)。

  • Use Variables: 変数 $database_name$element_name$user_name 、および $roles を使用できます。これらの変数は、値がユーザーに表示されるときに適切な値に置換されます。たとえば、プロパティ値の型が HTML の場合、 <a href="http://www.service.com/requests/access?view=$element_name&database=$database_name&username=$user_name&roles=$roles">Request Access</a> のようなパラメーター化されたリンクを挿入できます。

Create Custom Property

変数を使用したカスタムプロパティの作成

Create Custom Property with enumeration

列挙型を使用したカスタムプロパティの作成

カスタムプロパティの割り当て

カスタムプロパティグループ (およびそのグループのプロパティ) の作成が完了したら、グループをエレメントに割り当てる必要があります。そのためには、 カスタムプロパティグループのリストimage0 をクリックして、 [Property Group Assignment] ページ を表示します。


Property Group Assignment

プロパティグループの割り当て

このページでは、そのグループが割り当てられているすべてのエレメントを確認できます。エレメントはエレメントのタイプ (データベース、ビュー、Web サービス) ごとにグループ化されて表示されます。ここでは、以下を実行できます。

  • そのグループをさらに別のエレメントに割り当てる。1 つのエレメントまたはエレメントのセットにグループを割り当てる際には、そのグループの各プロパティの値を設定できます。

  • エレメントへのそのプロパティグループの既存の割り当てを解除する。

  • そのグループが割り当てられている 1 つのエレメントまたはエレメントのセットに対して、そのグループのプロパティの値を変更する。

Add Property Group to Views

ビューへのプロパティグループの追加

カスタムプロパティグループの構成が完了すると、以下に示す各エレメントの [参照] セクションにグループが表示されるようになります。

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