USER MANUALS

ビューのリネージ

[Lineage] タブには、現在のビューの構築に使用されているデータソースとビューのグラフが表示されます (現在のビューが基本ビューでない場合)。また、各フィールドの情報の出所であるソースも表示されます。アソシエーションのグラフで説明しているように、このグラフは拡大/縮小表示でき、またマウスや画像内の矢印を使用してグラフ内を移動することもできます。現在の画像をエクスポートすることも可能です。

ノードをクリックすると、「 Data lineage for Customer view 」に示すように、そのノードのすべてのデータ (名前、タイプ、投影フィールド、where 条件、結合条件など) が表示されます。

Data lineage for Customer view

Customer ビューのデータリネージ

特定のフィールドのデータリネージを調べることもできます。ダイアログの左側に、ビューのすべてのフィールドのリストが表示されています。フィールドの 1 つをクリックすると、そのフィールドの作成に関与しているすべてのビューとデータソースが (緑色で) 強調表示されます。たとえば、異なるデータソースの 2 つのフィールド f1f2 を含む式を評価することによってフィールド f が取得されている場合、 f1f2 のそれぞれを提供しているデータソース (およびその関連ビュー) と、 f の値を取得するための式が定義されているビューが強調表示されます。たとえば、 name フィールドを選択した場合、ツリーの左側のみが (緑色で) 強調表示されます。マウスカーソルを合わせると (「 Data lineage for a field: mouse over 」を参照)、そのリネージに含まれているビューのフィールドの名前が表示されます。そのノードをクリックすると (「 Data lineage for a field: information about a node 」を参照)、「 Data lineage for Customer view 」にあるものと同じ情報が表示されますが、この場合そのリネージに含まれているフィールドが (太字で) 強調表示されます。

Data lineage for a field: mouse over

フィールドのデータリネージ: マウスオーバー時

Data lineage for a field: information about a node

フィールドのデータリネージ: ノードに関する情報

重要な点として、データリネージ内に表示される情報は、現在のユーザーに付与されているアクセス許可に応じて次のように異なります。

  • ユーザーがデータソースを表示するには、そのデータソースに対する「METADATA」権限と、そのデータソースの Virtual DataPort データベースに対する「CONNECT」権限が必要です。これらの権限がないと、そのデータソースはグラフに表示されません。

  • ビューを表示するには、そのビューに対する「METADATA」権限と、そのビューの Virtual DataPort データベースに対する「CONNECT」権限が必要です。これらの権限がないと、「No Privileges」という凡例が付いたノードが表示されます。

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