保存されたクエリのデプロイ¶
各クエリに関連付けられた アイコンをクリックすることにより、そのクエリを実行するための VQL をツールから Virtual DataPort サーバーに送って、サーバーに派生ビューを作成できます。このアイコンをクリックすると、「 Deploying a query to the Virtual DataPort server 」に示すようなダイアログが表示されます。ここで以下の情報を入力する必要があります。
Server URI: そのクエリをビューとしてデプロイするサーバーへの接続 URI。
User: その Virtual DataPort サーバーへの接続に使用するユーザー名。
Password: 指定したユーザーに関連付けられたパスワード。
Folder (オプション): ビューを作成するフォルダー。空白にした場合、ビューはデータベースのルートに作成されます。 をクリックすることによって、選択したデータベースおよびサーバー内のフォルダー構造を参照し、必要なフォルダーを選択できます。
View name: 作成するビューの名前。
View description (オプション): 作成するビューの説明。
Replace if exists (オプション): このビューがサーバーにすでに存在する場合、作成するビューで置換するには、このチェックボックスをチェックします。
Edit calculated fields description (オプション): このオプションは、デプロイするクエリに計算フィールド (ユーザーがクエリの構築時に出力セクションで作成したフィールド) が含まれている場合にのみ表示されます。その場合、各計算フィールドの説明を入力できます。入力した説明は Virtual DataPort サーバーにデプロイされたビューに保存されます。
「 Deploying a query to the Virtual DataPort server 」に示すダイアログで アイコンをクリックすると、ビューの作成に使用される VQL (つまり、ツールからサーバーに送られてクエリを実行するための VQL) を表示できます。
注釈
「クエリのデプロイ」機能の目的は、ビジネスユーザーが本番環境で使用したいビューを提案できる共同作業環境を促進することです。この機能により、ビジネスユーザーは IT 部門にビューの作成を依頼する代わりに自分でビューを作成できます。
ビジネスユーザーは、[Deploy queries] ダイアログを使用して Denodo 開発サーバーに自分のクエリをデプロイできます。その後 IT 部門がデプロイされた新しいビューをレビューし、通常の手順に従って各ビューを開発サーバーからテスト環境や本番環境へ昇格させるかどうかを決定できます。
重要
この機能は、Data Catalog ユーザーが本番サーバー上にビューを作成できるようにするためのものではありません。ユーザーが本番サーバー上で作成権限を持っている場合でも、この目的での使用はお勧めしません。