複合型¶
カスタム関数において、複合型および複合値は以下の Java クラスによって表現されます。
レジスター:
com.denodo.common.custom.elements.CustomRecordType
は、レジスターフィールドの型 (レジスターの値ではありません) を表します。そのメソッド
getProperties()
は、名前と型のペアのコレクションを返します。コレクションの各エレメントに、レジスターのいずれかのフィールドの型が格納されます。CustomRecordType.Property
インターフェイスのgetType()
メソッドが返すObject
のクラスは、フィールドの型に応じて異なります。フィールドの型が基本の場合、このメソッドは
java.lang.Class
(Long.class
、Integer.class
、String.class
など) を返します。フィールドの型が register の場合、このメソッドは
CustomRecordType
オブジェクトを返します。フィールドの型が array の場合、このメソッドは
CustomArrayType
オブジェクトを返します。
com.denodo.common.custom.elements.CustomRecordValue
は、レジスターフィールドの値を表します。そのメソッド
getProperties()
は、レジスターの名前と値のペアのコレクションを返します。コレクションの各エレメントに、レジスターのいずれかのフィールドの値が格納されます。CustomRecordValue.Property
インターフェイスのgetValue()
メソッドが返すObject
のクラスは、フィールドの型に応じて異なります。フィールドの型が基本の場合、このメソッドは基本の Java オブジェクト (
java.lang.String
、java.lang.Integer
など) を返します。フィールドの型が register の場合、このメソッドは
CustomRecordValue
オブジェクトを返します。フィールドの型が array の場合、このメソッドは
CustomArrayValue
オブジェクトを返します。
配列:
com.denodo.common.custom.elements.CustomArrayType
は、配列フィールドのデータ型 (配列の値ではありません) を表します。ここには、型の名前、およびCustomRecordType
のインスタンスとその配列のエレメントの型 (配列は常にレジスターの配列です) が格納されます。com.denodo.common.custom.elements.CustomArrayValue
は、配列の値を表します。ここには、CustomRecordValue
オブジェクトのリストが格納されます。com.denodo.common.custom.elements.CustomGroupValue
は、集計関数の非集計フィールドから取得した値のリストを表します。
CustomElementsUtil
クラスは、配列およびレジスターの型と値を作成するためのメソッドを提供します。