診断

診断機能を使うと、ログをグラフィカルに閲覧し、Virtual DataPort サーバーの過去の状態を確認することが可能です。これは、動作の異常を検出し、その原因を特定する場合に非常に役立ちます。

Diagnostic & Monitoring Tool は、ログで収集した診断情報をグラフとテーブルを使用して表示するツールです。インターフェイスは サーバーを監視する場合 と似ておりますが、リアルタイムデータではなく履歴データが使用されます。

下図は、それぞれ複数の系列を用いた 2 つのグラフの例を示しています。系列データのほかに、グラフには Virtual DataPort の起動 (赤いマイルストーン) と Denodo Monitor セッションの起動 (緑のマイルストーン) に関する情報が含まれる場合があります。これらのマイルストーンは、Denodo Monitor または Virtual DataPort が停止されていたために表示する情報がないことを示す、薄くなっている領域で囲まれています。

Diagnostic information presented in graphs

グラフで表された診断情報

1 つの領域をより詳細に確認する必要がある場合は、マウスでその領域を選択します。その領域がグラフで拡大表示され、概要を示す新しいグラフが開くため、常に全体を把握することができます。グラフと概要のどちらで領域を選択しても拡大表示できるようになります。

グラフで実際の値を確認するには、グラフ上でマウスを移動します。グラフは同期されているため、すべての系列のデータを一度に追跡できます。いずれかのグラフの上にマウスを移動するだけで、表示されているすべてのグラフに、その時点の主要な値が表示されます。グラフをクリックすると、追跡ポイントが固定され、その後のマウスの動きが無視されるため、すべてのグラフについて特定の時点の状態を確認することができます。再度クリックすると固定が解除されます。さらに、系列のポイントが表示されている場合は、追跡対象として考慮されているポイントがグラフで強調表示されます。

各グラフのヘッダーには、グラフの名前と、グラフを操作するための一連のアイコンがあります。ヘッダーをクリックすると、グラフは折りたたまれます。

グラフのヘッダー内のアイコンは、次のとおりです。

  • grid: グラフに描画する系列を選択できるメニューを表示します。

  • magnifying-glass-1-1: 領域を拡大表示した後にのみ表示され、拡大表示を解除してグラフで使用可能なすべてのデータを表示します。

  • diagnostic-interval: 領域を拡大表示した後にのみ表示され、選択した期間の新しい診断間隔を作成します。

  • details: グラフをクリックした後にのみ表示され、選択した (固定した) 時点の詳細を表示します。このオプションは一部のグラフでのみ使用可能です。

Diagnostic information presented in a table は、テーブルとして表示された診断情報の例を示しています。薄くなっている行は、その要素に関する十分な情報がログに含まれていないため、その要素が完了しているかどうかわからないことを示しています。終了時間の値が含まれている場合は、概算値です。

Diagnostic information presented in a table

テーブルで表された診断情報

ここでも、ヘッダーにはテーブルの名前と、テーブルを操作するための一連のアイコンがあります。ヘッダーをクリックすると、テーブルは折りたたまれます。

テーブルのヘッダー内のアイコンは、次のとおりです。

  • grid: テーブルに表示するフィールドを選択できるメニューを表示します。

  • filter: テーブルの内容のフィルター条件を定義するためのダイアログを表示します。フィルターの作成方法は、「 監視 」のセクションで説明しています。

診断テーブルは、特定の 1 つのフィールドまたは複数のフィールドでの並べ替えもサポートしています。フィールド名をクリックすると、そのフィールドでテーブルの内容が並べ替えられます。キーボードの CTRL キーを押しながら別のフィールドをクリックすると、2 番目の並べ替えフィールドが追加されます。

行をダブルクリックするか、右クリックして info [View Row] を選択すると、すべてのフィールドが表示されます。これは、一部のフィールドのみを表示するようにテーブルが構成されている場合に役立ちます。

The information dialog shows the values for all the fields of a row

[Information] ダイアログに行のすべてのフィールドの値が表示される

診断情報定義または診断間隔定義を開くには、ツリー領域でその名前をダブルクリックします。作業領域に新しいタブが開き、そのノードの診断情報が示されます。

Diagnostic or diagnostic interval tab

診断または診断間隔のタブ

診断情報はログ内の日付に準じて表示されます。タイムゾーンの変換は実行されません。そのため、診断しているサーバーのタイムゾーンに基づいて作業することになります。

診断または診断間隔のタブには、以下の一連のアイコンが表示されます。

  • magnifying-glass: 現在の診断または診断間隔に関する情報が表示されます。

  • reload: 開き直した場合と同じようにタブ全体を再読み込みします。

  • detach: 新しいウィンドウでタブを開きます。

  • close: タブを閉じます。

サーバー全体に関する診断情報 (リソース、リクエスト、スレッドなど) を示すタブは固定で、閉じることはできません。ただし、パラメーター化された情報 (たとえば、特定のセッションのリクエスト) を表示する新しいタブを開くことができます。これらのタブには、以下のアイコンが表示されます。

  • magnifying-glass: タブのパラメーターに関するすべての情報が表示されます。

  • edit: タブの名前を変更できます。