監視 - リクエスト¶
[Requests] タブには、Virtual DataPort サーバーによって処理された最後のリクエストに関する情報が表示されます。薄くなっている行は完了したクエリを表します。
行を右クリックすると、以下のオプションが表示されます。
Execution Plan: クエリの実行計画を新しいタブで表示します。実行計画の各ノードをクリックすると、ノードに関するランタイム情報を調べることができます。このオプションを使用できるリクエストの種類は
SELECT VIEW
、SELECT BASE VIEW
、CALL PROCEDURE
、QUERY WRAPPER
、SELECT INTO
、INSERT INTO
、またはCREATE REMOTE TABLE
のみです。Tree View: クエリのツリービュー、つまりクエリのビューの依存関係を表している静的な図を示す新しいタブを開きます。このアクションの結果は、 サーバーで設定されたユーザーアカウント がクエリに関与するビューに対して保持している権限と、ビューの依存関係によって異なります。このオプションを使用できるリクエストの種類は
SELECT VIEW
またはSELECT BASE VIEW
のみです。Show Data Sources: クエリに関与するデータソースに関する情報を新しいタブで表示します。このオプションを使用できるリクエストの種類は
SELECT VIEW
、SELECT BASE VIEW
、SELECT INTO
、INSERT INTO
、またはCREATE REMOTE TABLE
のみです。Show Threads: クエリに関与するスレッドに関する情報と、クエリの CPU 使用率を示すグラフを新しいタブで表示します。このオプションを使用できるアクティブなリクエストの種類は
SELECT VIEW
、SELECT BASE VIEW
、CALL PROCEDURE
、SELECT INTO
、INSERT INTO
、またはCREATE REMOTE TABLE
のみです。注釈
5 秒未満のクエリの場合、このグラフに CPU 使用率の情報は表示されません。
注釈
更新プログラム 8.0u20230301 より前のサーバーを監視する場合、ポーリング間隔は 3 秒になり、CPU 使用率の計算の精度が低下します。
Cancel Request: リクエストを停止します。このオプションを使用できるアクティブなリクエストの種類は
SELECT VIEW
、SELECT BASE VIEW
、CALL PROCEDURE
、INSERT INTO
、またはCREATE REMOTE TABLE
のみです。
[Requests] テーブルで使用可能なフィールドは以下のとおりです。
ID: リクエストの一意の ID。
Start Time: リクエストの開始日時。
End Time: リクエストの終了日時。
Duration: リクエストの開始時刻から終了時刻までのミリ秒数。
Request Type: ステートメントの種類。以下の値を使用できます。
ALTER
、BEGIN
、CALL PROCEDURE
、CLOSE
、COMMIT
、CONNECT
、CREATE
、CREATE REMOTE TABLE
、DELETE
、DEPLOY
、DESC
、DESC SOURCE
、DROP
、EXPORT
、HELP
、INSERT
、INSERT INTO
、LIST
、REDEPLOY
、ROLLBACK
、SELECT BASE VIEW
、SELECT INTO
、SELECT VIEW
、SET
、SHOW
、UNDEPLOY
、UNKNOWN
、UPDATE
、UPDATE SCRIPTS
、USER MODE
、VCS
、およびWEBCONTAINER
。VQL Query: ステートメントの VQL コード。
State: 実行計画の最上位ノードの状態。この属性の指定可能な値については、『管理ガイド』の「 クエリの実行トレースのノードの「State」属性の値 」の表を参照してください。
Uses Cache: クエリが実行中にキャッシュにアクセスした場合は
true
、それ以外の場合はfalse
。Num. Rows: クエリによって返される行の数。
Waiting Time: Virtual DataPort サーバーがクエリの実行を開始する前に、クエリのキューで待機していたミリ秒数。
Elements: クエリで参照されるビュー/ストアドプロシージャの名前と、そのビュー/ストアドプロシージャが属するデータベースの名前。このプロパティの形式は "<database name of the view/stored procedure>"."<name of the view/stored procedure>" です。
Session ID: このリクエストが属するセッションの ID。
VDP Database: ステートメントが実行される Virtual DataPort データベースの名前。
User: ステートメントを実行しているユーザーの名前。
Access Interface: リクエストを実行したクライアントの種類。この属性が取り得る値は
Diagnostic-Monitoring-Tool
、ITP
、JDBC
、JMS
、JMX
、ODATA
、ODBC
、PORTLET
、SCHED
、Solution-Manager
、VDP
、VDP-AdminTool
、WS-REST
、WS-REST-Generic
、およびWS-SOAP
です。User Agent: このリクエストが属するセッションを開いているアプリケーションの名前。
Client IP: ステートメントを実行するクライアントの IP アドレス。Web サービスの場合は、最後のクライアントの IP アドレスになります。
Web Service: Web サービスの名前。"<database name>"."<web service name>" のパターンに従います (SOAP または REST の Web サービスの場合のみ)。
Transaction ID: このリクエストが属するトランザクションの ID (ステートメントがトランザクション内で実行される場合のみ)。
CPU Time (更新プログラム |release_u08| 以降で使用可能): リクエストが CPU を使用した時間 (ナノ秒単位)。
Avg CPU Usage (更新プログラム |release_u08| 以降で使用可能): クエリが使用する CPU 容量の平均割合 (0 ~ 100%)。
Max CPU Usage (更新プログラム |release_u08| 以降で使用可能): クエリが使用する CPU 容量の最大割合 (0 ~ 100%)。
Max CPU Usage Time (更新プログラム |release_u08| 以降で使用可能): CPU 使用率が最大に達した日時。
CPU Usage Std Dev (更新プログラム |release_u08| 以降で使用可能): クエリが使用する CPU 容量の割合の標準偏差 (0 ~ 100%)。