USER MANUALS

監視 - スレッド

[Threads] タブには、Virtual DataPort サーバーのスレッドに関する情報が表示されます。

Threads tab of a monitored server

監視対象サーバーの [Threads] タブ

グラフには、Virtual DataPort サーバー内のスレッドの数に関する履歴情報が表示されます。表示される実際の測定値は以下のとおりです。

  • Thread Count: JVM 内のライブスレッドの数

  • Thread In Deadlock Count: デッドロック状態のスレッドの数

  • Peak Thread Count: JVM の起動以降のライブスレッドの最大数

テーブルには、現在のライブスレッドがリストされます。このテーブルの結果をフィルタするための条件を定義できます。

Virtual DataPort サーバーの 2 つ以上のスレッド間でデッドロックが発生している場合、テーブルのヘッダーにアイコン image0 が表示され、影響を受けるスレッドが赤で強調表示されます。

[Threads] テーブルで使用可能なフィールドは以下のとおりです。

  • ID: スレッドの一意の ID。

  • Name: スレッドの名前。

  • Deadlock: ロックを待機しているサイクル内でスレッドがデッドロックされている場合は true 、それ以外の場合は false です。各スレッドがロックを 1 つ所有しているときに、サイクル内の別のスレッドによって保持されている別のロックの獲得を試みると、そのスレッドはサイクル内でデッドロックされます。

  • Lock: スレッドがブロックされているオブジェクト。

  • Lock Owner ID: スレッドがブロックされて待機中であるオブジェクトを所有するスレッドの ID。このメソッドは、このスレッドがどのオブジェクトに対してもブロックされて待機中ではない場合、またはオブジェクトがどのスレッドによっても所有されていない場合は -1 を返します。

  • Lock Owner Name: スレッドがブロックされて待機中であるオブジェクトを所有するスレッドの名前。このメソッドは、このスレッドがどのオブジェクトに対してもブロックされて待機中ではない場合、またはオブジェクトがどのスレッドによっても所有されていない場合は null を返します。

  • CPU Time: このスレッドの実際の CPU 時間 (ナノ秒単位)。

  • Previous CPU Time: 以前の間隔で取得されたこのスレッドの CPU 時間 (ナノ秒単位)。

  • Elapsed CPU Time: 現在の間隔で取得されたこのスレッドの CPU 時間と前の間隔で取得された CPU 時間の差 (ナノ秒単位)。

  • Elapsed Time: 以前の間隔の終了時刻から現在までの経過時間 (ミリ秒単位)。

  • CPU Usage: このスレッドの推定 CPU 使用率。

  • Native: スレッドが Java Native Interface (JNI) を介してネイティブコードを実行中の場合は true 、それ以外の場合は false になります。

  • Suspended: スレッドが一時停止されている場合は true 、それ以外の場合は false になります。

  • State: スレッドの状態。 NEWRUNNABLEBLOCKEDWAITINGTIMED_WAITING 、および TERMINATED のいずれかの値を取ります。

  • Stack Trace: スレッドのスタックトレース。

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