エレメントの所有権¶
データベースのすべてのエレメントには所有者が存在します (データソース、ビュー、Web サービス、フォルダなど)。エレメントを生成したユーザーは自動的にそのエレメントの所有者になります。後で CHOWN
コマンドを使用して別のユーザーにそのエレメントの所有権を与えることができます。
; To change the owner of a data source
CHOWN <user:identifier>
DATASOURCE { CUSTOM | DF | ESSBASE | JDBC | JSON | LDAP | ODBC |
OLAP | SALESFORCE | SAPBWBAPI | SAPERP | WS | XML } <name:identifier>
; To change the owner of a wrapper
CHOWN <user:identifier>
WRAPPER { CUSTOM | DF | ESSBASE | ITP | JDBC | JSON | LDAP | ODBC |
OLAP | SALESFORCE | SAPBWBAPI | SAPERP | WS | XML } <name:identifier>
; To change the owner of a view, stored procedure, web service (SOAP and REST), widget and JMS listener
CHOWN <user:identifier>
{ VIEW | PROCEDURE | WEBSERVICE | WIDGET | LISTENER JMS } <name:identifier>
; To change the owner of a folder
CHOWN <user:identifier> FOLDER <path:literal>
エレメントの所有者を変更するには、グローバル管理者、またはエレメントが属するデータベースの管理者である必要があります。
エレメントの所有者を取得するには、以下のようないくつかの方法があります。
管理ツールの使用: エレメントを右クリックしてから、 Properties をクリックします。
includeUserPrivileges
パラメータを指定してDESC
コマンドを実行します。以下に例を示します。DESC VQL VIEW invoice ('includeUserPrivileges'='yes')
出力には
CHOWN
ステートメントが含まれます。
エレメントについての情報を返すストアドプロシージャの 1 つを使用します。たとえば、「 GET_VIEWS 」はビューの所有者を返し、「 GET_ELEMENTS 」はエレメントの種類に関係なくその所有者を返します。