カスタムデータソース

Virtual DataPort では、標準コネクターを使用できないデータソースに対してラッパーをアドホックで作成できます。これを行うためには、2 つの Java クラスを作成して、必要な動作を実装する必要があります (「 CUSTOM ラッパー 」を参照)。その後、これらのクラスを jar ファイルにパッケージ化して、Virtual DataPort にインポートします。

jar ファイルがインポートされたら、CREATE DATASOURCE CUSTOM ステートメントを使用して、ラッパーのメインクラスを参照するカスタムデータソースを作成します。

CREATE DATASOURCE CUSTOM ステートメントの構文
CREATE [ OR REPLACE ] DATASOURCE CUSTOM <name:identifier>
    [ FOLDER = <literal> ]
    CLASSNAME = <class name:literal>
    [ CLASSPATH = <classPath:literal> [ <classPath:literal> ]* ]
    [ JARS = <jar name:literal> [, <jar name:literal>]* ]
    [ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double value> ]
    [ DESCRIPTION = <literal> ]

カスタムデータソースを変更するには、ALTER DATASOURCE CUSTOM を使用します。

ALTER DATASOURCE CUSTOM ステートメントの構文
ALTER DATASOURCE CUSTOM <name:identifier>
    [ CLASSNAME = <class name:literal> ]
    [ CLASSPATH = <classPath:literal> ]
    [ JARS = <jar name:literal> [, <jar name:literal>]* ]
    [ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double value> ]
    [ DESCRIPTION = <literal> ]

これらのステートメントで利用する一部のパラメーターの説明 :

  • name: Virtual DataPort 内のデータソースに付けられた名前。

  • CLASSNAME: ソースの特定のラッパーを実装しているクラスの名前 (「 CUSTOM ラッパー 」を参照)。

  • CLASSPATH (オプション): ラッパーを実行するために必要な追加のクラスパス。

  • TRANSFER_RATE_FACTOR: Denodo サーバーとデータソース間のネットワーク接続速度の相対的な測定値。従来の 100 Mbps LAN を介してデータソースにアクセス可能な場合は、デフォルト値 (オンプレミスの JDBC データベースの場合は 1) を使用します。より高速なネットワークの場合はより大きな値を、WAN 経由でアクセス可能なデータソースの場合はより小さな値を使用します。

    コストオプティマイザーは、実行計画のコストを評価するときにこの値を使用します。通常はデフォルト値が適正なため、コストオプティマイザーに精通していないかぎり、このパラメーターは指定しないでください。