JSON ソース¶
Virtual DataPort ではデータソースとして JSON ファイルを使用できます。
JSON データソースを定義する際、データへのアクセスを構成するために、以下の 2 つのオプションがあります。
JSON ドキュメントへのアクセスパスを指定します (
ROUTE
句)。パスには、実行時に実行されたクエリの条件に応じてアクセスパスをパラメータ化するための補間変数が含まれる場合があります (補間変数の詳細については、「 実行コンテキストと補間文字列 」を参照)。Open API ドキュメントへのアクセスを指定して、その操作にアクセスします (
OPENAPI3
句)。このドキュメントは、各操作の基本ビューを作成するために自動的に処理されます。Open API データソースの詳細については、「 OpenAPI 3 のデータソースの FAQ 」を参照してください。
JSON データソースを作成するには、CREATE DATASOURCE JSON ステートメントを使用します。
CREATE [ OR REPLACE ] DATASOURCE JSON <name:identifier>
[ ID = <literal> ]
[ FOLDER = <literal> ]
{ ROUTE <route> [ CHARSET = <literal> ] [ <route_filters> ]
| OPENAPI3 (
DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION (
<openapi_route>
)
DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS (
ROUTE <route> [ CHARSET = <literal> ] [ <route filters> ]
)
)
}
[ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
[ DESCRIPTION = <literal> ]
<route_filters> ::=
FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )
<openapi_route> ::=
LOCAL <connection class name:literal> <uri:literal>
| HTTP <connection class name:literal> <uri:literal>
[ CHECKCERTIFICATES ]
[ <openapi_authentication> ]
<openapi_authentication> ::=
AUTHENTICATION {
OFF
| BASIC ( <credentials> )
| DIGEST ( <credentials> )
}
<credentials> ::= USER <literal> PASSWORD <literal> [ ENCRYPTED ]
<route> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにパスを設定するための構文 」を参照)
<filter> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにフィルタを設定するための構文 」を参照)
JSON データソースを変更するには、ALTER DATASOURCE JSON ステートメントを使用します。
ALTER DATASOURCE JSON <name:identifier>
[ ROUTE <route> [ <route_filters> ] ]
[ OPENAPI3 (
DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION (
<openapi_route>
)
DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS (
ROUTE <route> [ CHARSET = <literal> ] [ <route filters> ]
)
)
]
[ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
[ DESCRIPTION = <literal> ]
<route_filters> ::=
FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )
<filter> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにフィルタを設定するための構文 」を参照)
<route> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにパスを設定するための構文 」を参照)
<openapi_route> ::= (「 CREATE DATASOURCE JSON ステートメントの構文 」を参照)
これらのステートメントで利用する一部のパラメータの説明 :
OR REPLACE
: 指定されている場合、同じ名前のデータソースが存在すれば、現在の定義が新しい定義で置き換えられます。DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION
: OpenAPI ドキュメントにアクセスするためのルート構成。DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS
: Open API ドキュメントから作成される基本ビューで使用されるデフォルト設定。TRANSFER_RATE_FACTOR
: Denodo サーバーとデータソース間のネットワーク接続速度の相対的な測定値。従来の 100 Mbps LAN を介してデータソースにアクセス可能な場合は、デフォルト値 (オンプレミスの JDBC データベースの場合は 1) を使用します。より高速なネットワークの場合はより大きな値を、WAN 経由でアクセス可能なデータソースの場合はより小さな値を使用します。