XML データソース¶
Virtual DataPort では XML をデータソースとして使用できます。XML データソースを定義するには、XML ドキュメントへのアクセスパスを指定する必要があります。また必要に応じて、同じドキュメントのスキーマまたは DTD を含むファイルへのアクセスパスを指定することもできます。
SCHEMA
またはDTD
(オプション): データソース XML ファイルのメタデータを含むファイルへのパス。XML スキーマまたは DTD を指定できます。指定しない場合、Virtual DataPort は次のパラメータが示す XML ドキュメント構造を分析して、適切なスキーマの推測を試みます。ROUTE
: データソースを表す XML ファイルへのパス。データファイルへのパスの詳細については、「 Virtual DataPort におけるパスの指定 」を参照してください。FILTER
: ファイルを処理する前に、そのファイルに適用されるフィルタのリスト。XML ファイルおよび XML スキーマまたは DTD に適用できます (「 フィルタ 」を参照)。
CREATE [ OR REPLACE ] DATASOURCE XML <name:identifier>
[ FOLDER = <literal> ]
[ { SCHEMA | DTD } <route> [ <route_filters> ] ]
ROUTE <route> [ <route_filters> ]
[ VALIDATE = { TRUE | FALSE } ]
[ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
[ DESCRIPTION = <literal> ]
<route_filters> ::= FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )
<route> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにパスを設定するための構文 」を参照)
<filter > ::= (「 DF、JSON または XML データソースにフィルタを設定するための構文 」を参照)
このステートメントは OR REPLACE
句も許可します。この場合、同じ名前のデータソースが存在すれば、その定義は新しい定義で置き換えられます。
XML データソースの変更ステートメントの構文は、以下のとおりです。
ALTER DATASOURCE XML <name:identifier>
[ { SCHEMA | DTD } <route> [ <route_filters> ] ]
[ ROUTE <route> <route_filters> ]
[ VALIDATE = { TRUE | FALSE } ]
[ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
[ DESCRIPTION = <literal> ]
<route_filters> ::=
FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )
<route> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにパスを設定するための構文 」を参照)
<filter> ::= (「 DF、JSON または XML データソースにフィルタを設定するための構文 」を参照)
これらのステートメントで利用する一部のパラメータの説明 :
TRANSFER_RATE_FACTOR
: Denodo サーバーとデータソース間のネットワーク接続速度の相対的な測定値。従来の 100 Mbps LAN を介してデータソースにアクセス可能な場合は、デフォルト値 (オンプレミスの JDBC データベースの場合は 1) を使用します。より高速なネットワークの場合はより大きな値を、WAN 経由でアクセス可能なデータソースの場合はより小さな値を使用します。