Java 型へのラッパーのネイティブ型変換¶

各ラッパータイプには、モデル化されたソースのネイティブ型と Java 型との間に独自のアソシエーションがあります。以下のセクションでは、Virtual DataPort でサポートされるさまざまなラッパータイプに適用される変換について説明します。

一般に、オブジェクトまたはオブジェクトの配列を返すことのあるソースにアクセスするラッパーの場合、ラッパーは、Virtual DataPort レジスターと配列をそれぞれ使用して、これらの構造を表します。

JDBC ラッパーの型変換表¶

その他の型は java.lang.String に変換されます。

注釈

表は、JDBC ソースに関連付けられた一般的な変換を示しています。ベンダー、およびアクセスしているデータベースのバージョンに応じて、これらの変換はわずかに異なる場合があります。

ODBC ラッパーの場合、JDBC ラッパーの場合と同じ変換が適用されます。

Web ラッパーは以下の型変換表を使用します。

Web サービスラッパーの型変換表¶
SOAP 型	Java 型
xsd:base64Binary	byte[]
xsd:boolean	boolean
xsd:byte	byte
xsd:dateTime	java.util.Calendar
xsd:decimal	java.math.BigDecimal
xsd:double	double
xsd:float	float
xsd:hexBinary	byte[]
xsd:int	int
xsd:integer	java.math.BigInteger
xsd:long	long
xsd:QName	「{namespace}localPart」フォーマットによる java.lang.String
xsd:short	short
xsd:string	java.lang.String

複合エレメントは、 JAX-RPC 標準によって定義されている標準 マッピング に従って Java オブジェクトに変換されます。

XML ラッパーの型変換表¶
XML/スキーマ型	Java 型
positiveinteger negativeinteger nonpositiveinteger nonnegativeinteger int unsignedint gYear gMonth gDay	java.lang.Integer
long unsignedlong	java.lang.Long
byte unsignedbyte	java.lang.Byte
double	java.lang.Double
float	java.lang.Float
short unsignedshort	java.lang.Short
boolean	java.lang.Boolean
string normalizedString token base64Binary hexBinary duration dateTime date time gYearMonth gMonthDay	java.lang.String

DF ラッパーは常に、抽出されたデータを java.lang.String とみなします。

CUSTOM ラッパーは、Java クラスでフィールドの型を示すため、変換は不要です。