変数によるパス¶
ソースからデータを取得するのではなく、データソースの基本ビューを指定したクエリの WHERE
句でクライアントからデータが提供される場合は、このパスを使用します。
このタイプのパスを使用するには、変数の名前を指定する必要があります。このタイプのパスにあるデータソースから作成されたすべての基本ビューには、この変数を表すフィールドが追加されています。
以下のことを想定します。
[Data route] に [From Variable] を指定して DF データソースを作成し、変数の名前を「variable_with_data」とします。[Column delimiter] には「,」を指定し、[Header] チェックボックスをチェックします。
[Create base view] をクリックします。ここで、Virtual DataPortサーバーがデータのスキーマを推測できるように、変数 variable_with_data の値を指定する必要があります。以下に例を示します。
REGION,SALES,ACTIVITY NORTH,20000,75% SOUTH,51000,79% WEST,12000,72%
以降は、このビューにクエリを実行するクライアントでは、そのたびにクエリの
WHERE
句でこの変数の値を指定する必要があります。以下に例を示します。SELECT region, sales, activity FROM bv_df_view_from_data WHERE input_variable_with_data = 'REGION,SALES,ACTIVITY NORTH,20000,75% SOUTH,51000,79% WEST,12000,72%';