FinOps¶
クラウドに移行する組織が増えるにつれ、インフラストラクチャの使用状況やコストを明確に把握することが難しくなっています。FinOps では、こうした複雑なインフラストラクチャシナリオについて財務上の説明ができるようにして、データに基づく支出を判断できます。
Denodo は、クライアントとデータインフラストラクチャの間で権限のある位置にあり、拠点間でデータがどのように流れ、どのようなアプリケーションやグループがクラウドコストを生み出しているかについて役立つ情報を提供します。
クラウドプロバイダーとリージョンのホスティングを指定できます。
[Metadata] タブ の データソース (JDBC、JSON、XML、区切りファイル、カスタム)。
Denodo にリクエストを送信する クライアント (infrastructureProvider と infrastructureRegion の JDBC ドライバーのパラメータ を使用)。
Denodo サーバー:
Solution Manager から 監視 を構成し、Denodo クラスタが自動モードで構成されている場合、この情報は自動的に登録されます。
Solution Manager から 監視 を構成し、Denodo クラスタが自動モードで構成されていない場合、手動でサーバーのプロバイダーとリージョンを指定できます (「 サーバーの作成 」を参照してください)。
Solution Manager を使用していない場合や Denodo Monitor を手動で起動する 場合でも、VQL シェルで以下のプロパティを設定してプロバイダーとリージョンを指定できます。
SET 'com.denodo.vdb.infrastructureProvider.provider'='<provider>'; SET 'com.denodo.vdb.infrastructureProvider.region'='<region>';
Virtual DataPort クエリデータソースモニター には、これらのすべての情報や、各データソースと Denodo サーバー間で転送されるデータ量、および Denodo サーバーからクライアントに転送されるデータ量などの有用なデータがあります。
注釈
Solution Manager から Denodo Monitor を起動する場合は、 クエリデータソースモニター が選択されていることを確認します。
Denodo ダッシュボード は、役立つ情報を含む事前定義されたダッシュボードを備え、新しいカスタムレポートを作成できます。これらの FinOps ダッシュボードは、 Virtual DataPort クエリモニター および Virtual DataPort クエリデータソースモニター で提供される情報に基づいています。これらのレポートを理解して新しいレポートを作成するには、「 Virtual DataPort モニター 」のページを参照してください。このページでは、これらのモニターが保存する情報について詳しく説明しています。