USER MANUALS

XML データソース

Virtual DataPort では XML をデータソースとして使用できます。XML データソースを定義するには、XML ドキュメントへのアクセスパスを指定する必要があります。また必要に応じて、同じドキュメントのスキーマまたは DTD を含むファイルへのアクセスパスを指定することもできます。

  • SCHEMA または DTD (オプション): データソース XML ファイルのメタデータを含むファイルへのパス。XML スキーマまたは DTD を指定できます。指定しない場合、Virtual DataPort は次のパラメータが示す XML ドキュメント構造を分析して、適切なスキーマの推測を試みます。

  • ROUTE: データソースを表す XML ファイルへのパス。データファイルへのパスの詳細については、「 Virtual DataPort におけるパスの指定 」を参照してください。

  • OPENAPI3: Open API ドキュメントへのパス。このドキュメントは、各操作の基本ビューを作成するために自動的に処理されます。Open API データソースの詳細については、「 OpenAPI 3 のデータソースの FAQ 」を参照してください。

  • FILTER: ファイルを処理する前に、そのファイルに適用されるフィルタのリスト。XML ファイルおよび XML スキーマまたは DTD に適用できます (「 フィルタ 」を参照)。

CREATE DATASOURCE XML ステートメントの構文
CREATE [ OR REPLACE ] DATASOURCE XML <name:identifier>
    [ ID = <literal> ]
    [ FOLDER = <literal> ]
    [ { SCHEMA | DTD } <route> [ <route_filters> ] ]
    { ROUTE <route> [ <route_filters> ]
    | OPENAPI3 (
        DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION (
           <openapi_route>
        )
        DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS (
           ROUTE <route> [ <route filters> ]
        )
      )
    }
    [ VALIDATE = { TRUE | FALSE } ]
    [ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
    [ DESCRIPTION = <literal> ]

<route_filters> ::= FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )

<openapi_route> ::=
   LOCAL <connection class name:literal> <uri:literal>
 | HTTP <connection class name:literal> <uri:literal>
     [ CHECKCERTIFICATES ]
     [ <openapi_authentication> ]

<openapi_authentication> ::=
 AUTHENTICATION {
     OFF
   | BASIC ( <credentials> )
   | DIGEST ( <credentials> )
 }

<credentials> ::= USER <literal> PASSWORD <literal> [ ENCRYPTED ]

このステートメントは OR REPLACE 句も許可します。この場合、同じ名前のデータソースが存在すれば、その定義は新しい定義で置き換えられます。

XML データソースの変更ステートメントの構文は、以下のとおりです。

ALTER DATASOURCE XML ステートメントの構文
ALTER DATASOURCE XML <name:identifier>
    [ { SCHEMA | DTD } <route> [ <route_filters> ] ]
    [ ROUTE <route> [ <route_filters> ] ]
    [ OPENAPI3 (
        DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION (
           <openapi_route>
        )
        DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS (
           ROUTE <route> [ <route filters> ]
        )
      )
    ]
    [ VALIDATE = { TRUE | FALSE } ]
    [ TRANSFER_RATE_FACTOR = <double> ]
    [ DESCRIPTION = <literal> ]

<route_filters> ::=
  FILTER ( <filter> [, <filter> ]* )

これらのステートメントで利用する一部のパラメータの説明 :

  • DOCUMENT_ACCESS_CONFIGURATION: OpenAPI ドキュメントにアクセスするためのルート構成。

  • DEFAULT_CONFIGURATION_FOR_BASE_VIEWS: データソースから作成される基本ビューで使用されるデフォルト設定。

  • TRANSFER_RATE_FACTOR: Denodo サーバーとデータソース間のネットワーク接続速度の相対的な測定値。従来の 100 Mbps LAN を介してデータソースにアクセス可能な場合は、デフォルト値 (オンプレミスの JDBC データベースの場合は 1) を使用します。より高速なネットワークの場合はより大きな値を、WAN 経由でアクセス可能なデータソースの場合はより小さな値を使用します。

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