VALIDATE_MPP_LICENSE¶
説明
Denodo には、オブジェクトストレージにデータが含まれる環境でのパフォーマンスを向上する 組み込み超並列処理 (MPP) 機能が含まれています。そのために、Denodo に Presto のカスタマイズされたバージョンが組み込まれました。これはオープンソースの並列 SQL クエリエンジンであり、データレイクコンテンツに対するアクセスに優れています。Denodo 組み込み MPP クラスタは、『 組み込み MPP ガイド 』の手順に従ってデプロイできます。
Denodo 組み込み MPP を使用するには、 エンタープライズプラス サブスクリプションバンドルが必要です。また、MPP クラスタの CPU コア数は、Denodo ライセンスによって制限できます (詳細については、「 Denodo Platform - サブスクリプションバンドル 」を参照)。
ストアドプロシージャ VALIDATE_MPP_LICENSE
は、mpp ライセンスの検証に関する情報を返します。
構文
VALIDATE_MPP_LICENSE()
このプロシージャは、ライセンスごとに以下のフィールドで構成される 1 つの行を返します。
max_processors
: ライセンスが Enterprise Plus の場合は、許可される MPP プロセッサの最大数を返します。それ以外の場合は、-1 を返します。current_processors
: 検出された mpp プロセッサの数。エラーが発生した場合は -1 を返します。status
: ステータスに対応する整数。0
: 検証は成功し、MPP プロセッサ数は制限値以下です。-1
: 検証は成功しましたが、MPP プロセッサ数は制限値を超えています。-2
: 不明なエラー。-3
: 構成されている MPP が存在しないので、検証は失敗です。-4
: 必要なメタデータが存在しないので、検証は失敗です。-5
: MPP に接続できないので、検証は失敗です。
details
: 詳細情報を提供するメッセージ文字列。
必要な権限
このプロシージャを実行するために必要な権限はありません。
例
CALL VALIDATE_MPP_LICENSE()
検証は成功し、MPP プロセッサ数は制限値以下だったとします。結果は以下のようになります。
max_processors |
current_processors |
status |
details |
---|---|---|---|
16 |
8 |
0 |
検証は成功し、MPP プロセッサ数は制限値以下です。 |