Denodo Platform のモジュールで使用されるデフォルトのポート¶
以下の表は、Denodo Platform の各モジュールが接続のために利用する TCP/IP ポートを示しています。
以下の点に留意してください。
これらのポートは空きポート (他のアプリケーションによって使用されていないポート) である必要があります。
Denodo Platform がファイアウォールの背後にある場合は、適切なポートを開いてください (次の表の下にあるリストを参照)。
以下に示しているものは、デフォルトのポート番号です。これらの番号は、インストールプロセス中に変更することも、後で各モジュールの管理ツールで変更することもできます。
サーバー |
デフォルトのポート |
---|---|
Virtual DataPort サーバー |
|
サーバーポート (Virtual DataPort Administration Tool および JDBC クライアント用) |
9999 |
ODBC ポート |
9996 |
JMX (監視) ポート |
プライマリポート: 9997 (JMX コネクションはこのポートを使用して確立される) セカンダリポート: 9995 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
9998 |
Arrow Flight SQL |
9994 |
Scheduler Server |
|
サーバーポート |
8000 および 7998 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
7999 |
Scheduler Index Server |
|
サーバーポート |
9000 および 8998 |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
8999 |
Denodo Platform Web コンテナー (Scheduler Administration Tool、Virtual DataPort の Web サービス、Data Catalog、および Diagnostic & Monitoring Tool) |
|
Web コンテナーポート |
9090 (HTTP 接続用) 9443 (HTTPS 接続用) |
シャットダウンポート (localhost からのみアクセス可能) |
9099 |
JMX (監視) ポート |
9098 および 9097 |
いくつかの Denodo コンポーネントでは、コネクションのリッスンに 2 つのポートが使用されます。両方のポートが必要で、サーバーがファイアウォールの背後にある場合は、両方のポートをファイアウォールで開いてクライアントアプリケーションから両方のポートに正常に接続できるようにする必要があります。
Denodo コンポーネントの監視インターフェイスには、JMX が使用されます。この Java テクノロジーで使用される JRMP プロトコルは、内部で使用するエフェメラルポートを開きます。このポートを無効化することはできませんが、クライアントが別のコンピューターから接続を試みると、コネクションは拒否されます。
ファイアウォールで開くポート
Denodo Platform がファイアウォールの背後で動作する場合は、ファイアウォールで以下のポートを開いてください。Denodo Platform が Windows 上で動作する場合は、Windows ファイルウォールでもこれらのポートを開くことを忘れないでください。
9999 : JDBC クライアントおよび Virtual DataPort の管理ツールから接続できるようにするために開きます。開発者は、管理ツールではなく Design Studio を使用して Denodo でビューを作成できます。その場合、アクセスする必要があるポートは 9090 と 9443 の一方または両方だけで、9999 にアクセスする必要はありません。
9996 : Virtual DataPort の ODBC クライアントから接続できるようにするために開きます。
9994 : Virtual DataPort の Arrow Flight SQL クライアントから接続できるようにするために開きます。
9997 および 9995 : Virtual DataPort の監視インターフェイス (JMX) に接続できるようにするために開きます。これは、Solution Manager の Diagnostic & Monitoring Tool が接続できるようにするために必要です。また、Oracle Java Mission Control や JVisualVM などの JMX クライアントでも必要です。
9090 : クライアントアプリケーションまたはブラウザーから Web アプリケーションおよび Web サービスへの HTTP 接続を可能にするために開きます。
9443 : クライアントアプリケーションまたはブラウザーから Web アプリケーションおよび Web サービスへの HTTPS 接続を可能にするために開きます。HTTPS はデフォルトで無効になっていますが、これを有効にして、HTTP の代わりに使用することを強くお勧めします。
7998 および 8000: (別のマシンで動作している Solution Manager Administration Tool や Solution Manager サーバーなどから) Denodo Scheduler サーバーへの接続を可能にします。
また、以下のポートを開くことも検討してください。
9098 および 9097: Denodo の Web コンテナーを別のコンピューターから監視するために開きます。