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Web アプリケーションで Kerberos をデバッグする方法

Web 管理ツール (Data Catalog および Scheduler Web Administration Tool) を設定する際には、何らかの問題が生じた場合に備えて [Activate Kerberos debug mode] チェックボックスをチェックしておくことをお勧めします。

このオプションが有効になっていると、Kerberos に関連したメッセージはログファイルにではなく、Java Runtime Environment によって標準出力に記録されます。これらのメッセージを確認する方法は 2 つあり、どちらを使用するかは、Virtual DataPort Server と Web 管理ツールが同じインストール環境内にあるかどうかによります。

Virtual DataPort Server と Web 管理ツールが同じインストール環境内にある場合

  1. Virtual DataPort Server と Web 管理ツールを停止します。

  2. ファイル <DENODO_HOME>/conf/vdp/log4j2.xml を編集してロガーを設定します。

    <Logger name="com.denodo.tomcat" level="TRACE" />
    
  3. Virtual DataPort Server を起動します。

  4. tomcat ログが <DENODO_HOME>/logs/vdp/vdp.log への書き込みを停止するのを待ちます。

  5. Web 管理ツールを起動します。

  6. Kerberos を使用して Web 管理ツールにログインしてみます。

  7. ファイル <DENODO_HOME>/logs/vdp/vdp.log 内の Kerberos デバッグメッセージを確認します。

    注釈

    関連するログ行は先頭が OUTPUT> になっています。

Virtual DataPort Server と Web 管理ツールが同じインストール環境内にない場合

  1. Web 管理ツールを停止します。

  2. ファイル <DENODO_HOME>/conf/<webapp>/log4j2.xml を編集してロガーを設定します。

    <Logger name="com.denodo.tomcat" level="TRACE" />
    
  3. コマンドラインインターフェイスを使用して、内部の Tomcat を開始します。

    <DENODO_HOME>/resources/apache-tomcat/bin/catalina.{bat|sh} start
    
  4. Control Center を使用して Web 管理ツールを起動します。

  5. Kerberos を使用して Web 管理ツールにログインしてみます。

  6. コマンドラインで Kerberos デバッグメッセージを確認します。

注釈

Virtual DataPort Server と Web 管理ツールが同じインストール環境内にある場合もこの方法を使用できますが、1 つ目の方法の方が簡単です。

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