USER MANUALS

Denodo Platform 用のサーバーの構成

このページでは、Denodo Platform をインストールするサーバーで、インストール前に完了しておく必要がある作業について説明します。

Denodo Platform をインストールするユーザーアカウントを選択する

Denodo Platform をインストールするホストで、以下の作業を行います。

  1. Denodo Platform サーバーのインストールおよび起動に使用する既存のアカウントを指定します。

  2. または、Denodo Platform サーバーのインストールおよび起動に使用するユーザーアカウントを作成します。

重要

Denodo Platform サーバーを実行する場合は、必ずインストール時と同じユーザーアカウントを使用してください。これは、Denodo サーバーがインストール先ディレクトリ内のファイルを変更する際に、ユーザーアカウントに読み取りと書き込みの権限が必要になるためです。あるユーザーアカウントでサーバーをインストールし、別のアカウントでサーバーを実行した場合、後者のアカウントではインストール環境に含まれるファイルを変更できません。

選択したユーザーアカウントに権限を付与する

Linux の場合、上記のフォルダを作成できるように、このユーザーアカウントに必要な書き込み権限を付与します。Linux の場合、以下を実行する必要があります。

インストールディレクトリを作成し、ユーザー「ec2-user」に適切な権限を付与します。
# Create the directory "/opt/denodo"
sudo mkdir /opt/denodo

# Grant ownership of this directory to the user "ec2-user" of the group "ec2-user"
sudo chown ec2-user:ec2-user /opt/denodo

PATH 環境変数を確認する (Windows)

Linux に Denodo Platform をインストールする場合は、このサブセクションは省略してください。

Windows に Denodo Platform をインストールする場合、PATH 環境変数が以下の規則に従っていることを確認します。

  1. PATH に二重引用符を含めることはできません。二重引用符があると、Denodo Platform のモジュールは起動しません。たとえば、次のような PATH は無効です。

    PATH=path1;"C:\Program Files\Software"
    

    PATH に二重引用符がある場合は、削除します。

  2. PATH の末尾にバックスラッシュ ( \ ) を使用することはできません。末尾がバックスラッシュの場合、Denodo Platform は Windows サービスとして起動しません。

    末尾がバックスラッシュの場合、バックスラッシュを削除するか、変数の値の末尾にセミコロンを追加します。

必要なポートが空いていることを確認する

Denodo Platform のサーバーは、複数のポートで着信接続をリッスンします。デフォルトのポートは、付録「 Denodo Platform のモジュールで使用されるデフォルトのポート 」に記載されています。

システムでそれらのポートが利用可能であることを確認します。利用可能ではない場合は、インストール時に空いている別のポートを選択します。

インストール時にこれらのポートが使用されていても Denodo Platform をインストールできますが、これらのポートを使用するコンポーネントはポートが空くまで起動しません。

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