[Custom Installation] を選択した場合に変更できる設定¶
[Default installation] を選択した場合、インストーラーは、各モジュールをデフォルト設定でインストールします。これは推奨されるオプションであり、最も使いやすいオプションです。
[Custom installation] を選択した場合、以下に示す設定を変更できます。
Virtual DataPort¶
インストールウィザードの手順 2 で [ Custom Installation ] を選択した場合、Virtual DataPort Server の以下の項目を構成できます。
Server port number : Administration Tool、Design Studio、Denodo JDBC ドライバー、および Denodo Web コンテナーの着信接続をリッスンするポートです。
ODBC port number : ODBC 着信接続をリッスンするポートです。
JMX monitoring ports ( Monitoring port number と Auxiliary port number ) : 監視アプリケーション (JMX アプリケーション) の着信接続をリッスンするポートです。Denodo Diagnostic & Monitoring Tool および Solution Manager がこれらのポートに接続します。
Shutdown port number : Virtual DataPort がシャットダウン要求をリッスンするポートです。
Windows オペレーティングシステムでは、[Install as a Windows service] を選択して、Virtual DataPort を Windows サービスとしてインストールします。
注釈
ファイアウォールソフトウェアを使用してクライアントとサーバー間のトラフィックを管理している場合は、これらのポートへの通信を許可するように構成する必要があります。
Scheduler Server¶
インストールウィザードの手順 2 で [ Custom Installation ] を選択した場合、Scheduler Server の以下の項目を構成できます。
Server port number : Scheduler Server が着信要求をリッスンするポートです。
Shutdown port number : Scheduler Server がシャットダウン要求をリッスンするポートです。
Auxiliary Port number : Scheduler Server がクライアントとの通信に使用する補助ポートです。
Windows オペレーティングシステムでは、[Install as a Windows service] を選択して、Scheduler Server を Windows サービスとしてインストールします。
Scheduler Index Server¶
インストールウィザードの手順 2 で [ Custom Installation ] を選択した場合、Scheduler Index Server の以下の項目を構成できます。
Server port number : Scheduler Index Server が着信接続をリッスンするポートです。
Shutdown port number : Scheduler Index Server がシャットダウン要求をリッスンするポートです。
Auxiliary port number : Scheduler Index Server がクライアントとの通信に使用する補助ポートです。
Windows オペレーティングシステムでは、[Install as a Windows service] を選択して、Scheduler Index Server を Windows サービスとしてインストールします。
組み込み Web コンテナー¶
Denodo Platform には Apache Tomcat Web コンテナーが組み込まれています。これは特に、Data Catalog などの一部の Denodo Platform 管理ツールを展開する際に使用されます。
インストールウィザードの手順 2 で [ Custom Installation ] を選択した場合、Web コンテナーの以下の項目を構成できます。
HTTP port number : Web コンテナーが着信要求をリッスンするポートです。
Shutdown port number : Web コンテナーがシャットダウン要求をリッスンするポートです。
JMX management port number : Web コンテナーが Denodo Monitor、Java VisualVM、JConsole などの JMX 監視ツールからの要求をリッスンするポートです。さらに、Denodo Platform の他のモジュールが、Denodo Administration Tool や Web サービスのデプロイ/アンデプロイなどの要求を Web コンテナーに送信する場合にも使用されます。
Auxiliary management port number : Web コンテナーが、クライアント、つまり JMX 監視ツールや Denodo Platform の他のモジュールと通信するために使用する補助ポートです。
