USER MANUALS


自動クラウドモード - バックアップの作成

ここでは、Solution Manager の 自動クラウドモード を使用する場合に、Solution Manager と Denodo Platform コンポーネントのインストール環境をバックアップする手順を解説します。

  • Solution Manager のバックアップでは、以下の 2 つの手法を選択できます。

    1. AMI (AWS) または イメージ (Azure) を作成します。

      • AMI の作成: AWS コンソールから、Solution Manager を実行する EC2 インスタンスの AMI を作成します。手順はドキュメント「 Amazon EC2 インスタンスからの AMI の作成 」を参照してください。作成した AMI がバックアップとなります。また、バックアップを定期的に実行することをお勧めします。

      • イメージ の作成: Azure ポータルから Solution Manager を実行する仮想マシンのイメージを作成します。手順はドキュメント「 Azure で一般化された VM の管理対象イメージを作成する 」を参照してください。作成したイメージがバックアップとなります。また、バックアップを定期的に実行することをお勧めします。

      重要

      バックアップを行うには、AMI やイメージを作成するために Solution Manager を一時的にシャットダウンする必要があります。そのため、ユーザーに影響を与えない時間帯に行うことをお勧めします。

      AMI を作成するときは、チェックボックス [No reboot] のチェックをはずしてください。バックアップを正常に完了させるには、Solution Manager のすべてのサービスを停止する必要があるためです。

    2. AMI やイメージを作成する代わりに、以下のファイルをコピーして別のコンピュータに保存しておき、インスタンスに障害が発生した場合にバックアップとして使用することもできます。

      • Solution Manager の 構成をエクスポート し、出力されたファイルを保存します。

      • ファイル <SOLUTION_MANAGER_HOME>/conf/denodo.lic (ライセンスファイル) をコピーします。

      • 証明書 ファイルまたは キーストア ファイル (例: {<SOLUTION_MANAGER_HOME>/denodo_server_key_store.jks) をコピーします。この手順は TLS が有効な場合のみ必要です。

      • トラストストア ファイルをコピーします。通常は、 {<SOLUTION_MANAGER_HOME>/jre/lib/security/cacerts にあります。

      • 外部データベースに Solution Manager の構成を保存する場合は、次の手順に従ってください。

        • ファイル <SOLUTION_MANAGER_HOME>/conf/license-manager/LMConfigurationParameters.properties をコピーします。

        • <SOLUTION_MANAGER_HOME>/lib/solution-manager-extensions/ の jar ファイルをコピーします (これらの jar ファイルは外部データベースへの接続に必要です)。

        • 外部データベースの管理者と一緒に、そのデータベースに最新のコピーが保存されているか確認します。

  • Denodo Platform のコンポーネントのバックアップ

    • Solution Manager は、昇格のデプロイ時、更新プログラムのインストール後、再作成後など、主要な操作をクラスタで実行した後で AMI (AWS) またはイメージ (Azure) を作成します。そのため、これらの AMI やイメージをバックアップとして使用できます。

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