USER MANUALS

環境の作成

注釈

グローバル管理者および Solution Manager 管理者のみが新しい環境を作成できます。詳細については、「 認可 」を参照してください。

Solution Manager のカタログにインフラストラクチャのモデルを設定するための最初の手順は、環境を作成することです。それには、カタログツリー sm_node のルートノードをクリックして、表示されるメニューで new-environment-text-btn をクリックします。

自動クラウドモードには、自動クラウドモード (AWS)自動クラウドモード (Azure) の 2 つのタイプがあります。[Select Environment Type] ダイアログで、目的のタイプを選択してください。

自動クラウドモード (AWS)

Form to create a new Automated Cloud Mode (AWS) environment

自動クラウドモード (AWS) 環境を新規作成するためのダイアログ

以下の情報を入力します。

  • Name: 環境の名前。環境の作成後に名前を変更することはできません。

  • Description: 環境の説明。

  • License scenario: Solution Manager にインストールされている現在のライセンスで使用可能なシナリオから、この環境に割り当てるものを指定します。このパラメータは環境に属しているサーバーの機能に影響します。詳細については、「 ライセンス管理 」を参照してください。

  • Recommended update: Denodo Platform の最小更新プログラム。 yyyymmdd の形式で表します (例: 20181231)。この環境から Virtual DataPort サーバーに接続するすべての Virtual DataPort Administration Tool で、この更新が必要になります。

  • URL of the recommended update: 推奨更新プログラムをダウンロードできる URL。Virtual DataPort Administration Tool が [Recommended update] フィールドで要求された最小更新プログラムの条件を満たしていない場合、ユーザーが更新プログラムをダウンロードできるように、この URL を提示したメッセージが表示されます。

    注釈

    Agora から Solution Manager にアクセスした場合、[Recomended update] および [URL of the recomended update] は無効化されます。

  • Recommended update is mandatory in the Administration Tool: このフィールドをチェックすると、推奨更新プログラムがインストールされていない Virtual DataPort Administration Tool はすべてサーバーに接続できなくなります。このフィールドをチェックしていない場合は、単に通知が表示されます。

  • Access Key ID: すべてのリソースの作成に使用するアクセスキー ID。これは任意指定のフィールドで、グローバル AWS 認証を上書きします。

  • Secret access key: すべてのリソースの作成に使用するシークレットアクセスキー。これは任意指定のフィールドで、グローバル AWS 認証を上書きします。

    重要

    資格情報の管理の詳細については、 IAM に関するドキュメントIAM でのセキュリティのベストプラクティスに関するドキュメント を参照してください。

    注釈

    AWS のシークレットアクセスキーは暗号化された状態で保存されます。

  • AWS Region: すべてのリソースが作成される AWS のリージョン。詳細については、 AWS のリージョンに関するドキュメント を参照してください。

    Solution Manager を EC2 インスタンスで実行している場合、そのインスタンスが属しているリージョンのみが表示されます。

  • VPC: 対象の環境に使用する Virtual Private Cloud。これは、リソースに対して使用される仮想ネットワークです。既存の VPC は常に選択できます。Solution Manager を EC2 インスタンスで実行している場合は、CIDR ブロックと名前を指定して、新しい VPC を作成できます。詳細については、 AWS の VPC に関するドキュメント を参照してください。

    新しい VPC を作成した場合、または Solution Manager インスタンスが実行されている VPC とは異なる既存の VPC を選択した場合、Solution Manager は VPC ピアリング接続を自動的に構成して、新しい VPC と Solution Manager の VPC 間の接続を確立します。詳細については、 VPC ピアリングに関するドキュメント を参照してください。

    注釈

    Solution Manager の VPC とサーバーの VPC が異なる場合に、別のオプションを使用してこれらの VPC を接続するには、 VPC ピアリング接続の自動作成と構成を無効にします 。それには、 Solution Manager サーバーの構成ファイルにプロパティを追加して 、Solution Manager サーバーを再起動します。構成ファイルの場所は SM_HOME/conf/solution-manager/SMConfigurationParameters.properties で、追加するプロパティは com.denodo.solutionmanager.cloud.aws.vpcPeeringConnectionEnabled=false です。

自動クラウドモード (Azure)

Form to create a new Automated Cloud Mode (Azure) environment

自動クラウドモード (Azure) 環境を新規作成するためのダイアログ

以下の情報を入力します。

  • Name: 環境の名前。環境の作成後に名前を変更することはできません。

  • Description: 環境の説明。

  • License scenario: Solution Manager にインストールされている現在のライセンスで使用可能なシナリオから、この環境に割り当てるものを指定します。このパラメータは環境に属しているサーバーの機能に影響します。詳細については、「 ライセンス管理 」を参照してください。

  • Recommended update: Denodo Platform の最小更新プログラム。 yyyymmdd の形式で表します (例: 20181231)。この環境から Virtual DataPort サーバーに接続するすべての Virtual DataPort Administration Tool で、この更新が必要になります。

  • URL of the recommended update: 推奨更新プログラムをダウンロードできる URL。Virtual DataPort Administration Tool が [Recommended update] フィールドで要求された最小更新プログラムの条件を満たしていない場合、ユーザーが更新プログラムをダウンロードできるように、この URL を提示したメッセージが表示されます。

  • Recommended update is mandatory in the Administration Tool: このフィールドをチェックすると、推奨更新プログラムがインストールされていない Virtual DataPort Administration Tool はすべてサーバーに接続できなくなります。このフィールドをチェックしていない場合は、単に通知が表示されます。

  • Azure Credentials: すべてのリソースの作成に使用される Azure 資格情報を識別する値。以下のフィールドは任意であり、グローバル構成を上書きします。

    • Subscription id

    • Client id

    • Tenant id

    • Secret

    詳細については、 リソースにアクセスできる Azure AD アプリケーションとサービス プリンシパルに関するドキュメント を参照してください。

    注釈

    [Secret] の値は暗号化されて保存されます。

  • Azure Region: すべてのリソースが作成される Azure のリージョン。詳細については、 Azure の地域に関するドキュメント を参照してください。

  • Resource Group: すべてのリソースが作成されるリソースグループ。詳細については、 リソースグループに関するドキュメント を参照してください。

  • Virtual network: 対象の環境に使用する仮想ネットワーク。すべてのリソースに対して使用されます。既存の仮想ネットワークは常に選択できます。Solution Manager を Azure Virtual Machine で実行している場合は、CIDR ブロックと名前を指定して、新しい仮想ネットワークを作成できます。詳細については、 Azure Virtual Network に関するドキュメント を参照してください。

    Solution Manager を Azure Virtual Machine で実行しているときに、新しい仮想ネットワークを作成するか、Solution Manager を実行している仮想ネットワークとは異なる既存のネットワークを選択すると、Solution Manager は自動的に ピアリング を構成し、両方の仮想ネットワーク間の接続を確保します。詳細については、 仮想ネットワークピアリングに関するドキュメント を参照してください。

    注釈

    Solution Manager の仮想ネットワークとサーバーの仮想ネットワークが異なる場合に、別のオプションを使用してこれらの仮想ネットワークを接続するには、 ピアリング接続の自動作成と構成を無効にします 。それには、 Solution Manager サーバーの構成ファイルにプロパティを追加して 、Solution Manager サーバーを再起動します。構成ファイルの場所は SM_HOME/conf/solution-manager/SMConfigurationParameters.properties で、追加するプロパティは com.denodo.solutionmanager.cloud.aws.vpcPeeringConnectionEnabled=false です。

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