Virtual DataPort のプロパティの構成¶
注釈
グローバル管理者および昇格管理者のみが Virtual DataPort のプロパティを管理できます。詳細については、「 認可 」を参照してください。
複数の環境を使用するシナリオの場合、Virtual DataPort では、2 つのファイルを使用して、Virtual DataPort のメタデータをパラメータ化してエクスポートできます。一方のファイルはパラメータ化された VQL ファイルで、カタログのすべてのエレメントの定義が含まれます。もう一方のファイルは、環境に依存する値 (JDBC データソースの URL や XML ファイルの最終的な場所など) がすべて含まれるプロパティファイルです。Solution Manager は、この機能を利用して、1 つの環境から別の環境へ 変更を昇格 させます。ソース環境の VQL の変更は、後者のファイルの Virtual DataPort プロパティを使用してターゲット環境に適用されます。
注釈
Virtual DataPort で考慮されるプロパティのリストについては、『 Virtual DataPort 管理者ガイド 』の「 プロパティファイルへのエクスポート 」を参照してください。
Virtual DataPort のプロパティは、環境のダイアログから管理します。 このダイアログを開いて 、[Virtual DataPort Properties] セクションに移動します。次のようなダイアログが表示され、対象の環境の Virtual DataPort のプロパティすべてが階層ビューで示されます。

Virtual DataPort のプロパティを管理するためのダイアログ¶
パスワードを表すプロパティの値は、デフォルトで非表示になっています。
このダイアログを使用すると、次の操作を実行できます。
新規プロパティの追加:
ボタンをクリックすると、新しいダイアログが表示されます。新規プロパティの名前と値を入力して、確定します。
未定義の値をプロパティに割り当てる場合は、[Set as undefined] チェックボックスをチェックします。これは、まだプロパティの値がわからなくても、そのプロパティを作成しておきたい場合に便利です。リビジョンのデプロイ時または検証時には、値が未定義のプロパティは無効です。値が未定義のプロパティを確認するには、[Show only undefined properties] をチェックします。
プロパティの値の編集: プロパティの値を右クリックして、表示されるメニューでオプション
をクリックします。表示されるダイアログにプロパティの新しい値を入力して、確定します。
複数のプロパティの値の編集: ツリーから複数のプロパティを選択して、
ボタンをクリックします。表示されるダイアログに選択したプロパティの新しい値を入力して、確定します。
注釈
パスワードのプロパティと通常のプロパティを同時に編集することはできません。
プロパティの削除: ツリーから複数のプロパティを選択して、
ボタンをクリックします。
プロパティファイルのインポート:
ボタンをクリックすると、新しいダイアログが表示されます。
Virtual DataPort のプロパティが含まれるファイルをドラッグアンドドロップするためのダイアログ¶
Virtual DataPort のプロパティが含まれるファイルをマシンからドラッグアンドドロップできます。アップロードが完了するとすぐに、新しいダイアログが表示され、プロパティの新しい値をプレビューして確定できます。
インポートした Virtual DataPort のプロパティの新しい値を確定するためのダイアログ¶
1 つのプロパティの以前の値を復元することも、
ボタンを使用してすべてのプロパティの以前の値を復元することも、新しい値を編集することもできます。また、ツリーから複数のプロパティを選択して、
をクリックし、複数のプロパティの値を一度に編集することもできます。[Show only properties with distinct values] チェックボックスをチェックすると、以前の値から実際に変更されたプロパティをフィルタして表示できます。値が空のプロパティをインポートすると、以前の値は失われることに注意してください。
ファイルへのプロパティのエクスポート:
ボタンをクリックすると、Virtual DataPort のすべてのプロパティが含まれるファイルをマシンにダウンロードする処理が開始します。未定義のプロパティは、出力ファイルに含まれません。