インポートおよびエクスポート¶
Solution Manager には、構成のバックアップを作成し、必要に応じてそのバックアップを復元する便利な方法が用意されています。
注釈
グローバル管理者のみが Solution Manager の構成のバックアップと復元を実行できます。
バックアップを作成するには、カタログツリーのルート () をクリックして、[Export] をクリックします。

Solution Manager カタログのインポートまたはエクスポート¶
新しいポップアップが表示されます。ここで、エクスポート時に機密データを暗号化するために使用するカスタムパスワードをオプションで指定できます。

Solution Manager をエクスポートするためのダイアログ¶
バックアップには、以下のエレメントが含まれます。
環境の基本情報
環境のデプロイ構成とデプロイスクリプト
環境に割り当てられている Virtual DataPort のプロパティ
クラスタの基本情報
クラスタに割り当てられている Scheduler のプロパティ
標準環境のサーバーの基本情報
ユーザー定義の負荷分散変数、および標準環境のクラスタとサーバーに割り当てられている値
バージョン管理システムの構成
通知メッセージ
AWS および Azure の自動モードの構成
アクセス許可
認証の構成
ロール、ユーザー、および環境に依存しないグローバルプロパティ
監視の構成
バックアップには、以下のエレメントは 含まれません 。
リビジョン
デプロイ
データベースの構成
ライセンスの使用
Monitor のログファイル
バックアップは JSON ファイルです。
バックアップを復元するには、ツリー領域のルートをクリックして、[Import] をクリックします。新しいポップアップが表示されるので、復元するファイルをクリックして選択します。

Solution Manager - バックアップの復元¶
重要
エクスポートプロセスでデータを暗号化するためのカスタムパスワードを指定した場合は、 インポートプロセスで同じパスワードを入力する必要があります 。
選択したファイルに既存の環境が含まれている場合、それを置き換えるかどうかを選択できます。
重要
インポートファイルにクラウドクラスタ 9 が含まれている場合、このクラスタは 再作成の保留 状態で作成されます。インポートプロセスの完了後に、「 クラスタの管理 」で説明している画面で クラウドクラスタを再作成する必要があります 。
Solution Manager 8.0 からのインポート¶
Solution Manager 9 は、Solution Manager 8.0 で生成されたバックアップのインポートをサポートしますが、以下のエレメントは読み込まれません。
AWS/Azure の自動モードの構成:
サーバーアクセスのプロパティ。
製品のタイプごとのカスタムの AMI/画像および付属のデフォルトの AMI/画像。
AWS クラスタ。
製品のタイプごとの AMI、ロードバランサー、オートスケーリンググループ
Azure クラスタ。
製品のタイプごとの画像、ロードバランサー、スケールセット
クラスタの [My Applications] パネルの構成。
バージョン管理システムの構成。
監視の構成。
重要
インポートファイルにクラウドクラスタ 8.0 が含まれる場合、このクラスタは 構成の保留 状態で作成されます。サブネットを指定するには、インポートプロセス後に クラウドクラスタを編集して再作成する必要があります (「 クラスタの構成 」を参照してください)。クラウドクラスタ 8.0 を初めてインポートする場合は、以下の情報を入力して自動モードの設定を確認する必要があります。
サーバーアクセスのプロパティ。
製品のタイプごとのカスタムの AMI/画像および付属のデフォルトの AMI/画像。